ジャック ローリー
それほど名前は知られていないかもしれないが、ジャック・シルコックは両大戦間の15年間、マンチェスター・ユナイテッドにおける最も忠誠心の強い、頼りになる選手の1人として活躍した。
サッカーは当時、一流の職業として認められることはほとんどなく、ウィガン出身のシルコックも、アスプル炭鉱の鉱山労働者として働いていた。
アスプルのジュニアチームでプレーしているときに、サッカーの才能を見出され、ランカシャーの合同チームであるアサトンに入団した。
1916年、当時18歳だったシルコックは、スカウトに訪れていたユナ
イテッドのジョン・ロブソン監督の目にとまり、その年の4月にアマチュア契約、翌年にプロ契約を結んだ。
戦中リーグでプレーし、19年8月のダービー・カウンティー戦でトップチームデビューを果たした(試合は1-1で引き分け)。その後は、ユナイテッドの守備陣のレギュラーとして活躍した。
シルコックは屈強ながらテクニックにもすぐれたDFで、抜群のパスセンスを持っていた。15年を過ごしたユナイテッドでは、トップチームで449試合に出場した。
チームに優勝をもたらすことはできなかったが、イングランド代表には3