2010年3月にプレミアリーグデビューを果たした直後、フィル・ジョーンズの能力の高さが評価されるまでには、さほど時間はかからなかった。
チェルシー戦でデビューしたジョーンズは、その肉体の強靭さから、すぐにブルーズ(チェルシーの愛称)主将のジョン・テリーと比較され始め、イングランドでも評判の選手となった。
ユナイテッドが誇るヒットマン、ウェイン・ルーニーは、ジョーンズがユナイテッドへ移籍することが決まるやいなや、「2010-11シーズンで対戦したDFの中でも、最もタフな存在だった」と認めるコメントを出した。2シーズンに渡り
ユナイテッドの前に立ちはだかったCBは、プレッシャーのかかる場面で華麗な守備を披露することに快感を得ているようだった。
アレックス・ファーガソン監督は、即座にジョーンズ獲得に乗り出したが、将来が有望されるDFには、当然ながらリヴァプールやアーセナルといった他のビッグクラブも関心を寄せていた。ユナイテッドよりも好条件を提示したチームもあったとされているが、ジョーンズは優勝の可能性が最も高い、ユナイテッドへの移籍を決断。
ユナイテッドへの移籍が決まると、ジョーンズはU-21イングランド代表として、欧州選手権に出場。新チームメートとなるクリス・スモーリン