ブライアン・ロブソンは、ユナイテッドで1年目のアンデル・エレーラが持つ能力を高く評価している。
同じスペイン出身のフアン・マタが3月の月間MVPに選出されたが、そのマタがリヴァプール戦で決めた先制点は、寸分違わぬエレーラのパスから生まれたものだ。
昨年夏アスレティック・クラブから加入したエレーラは、オールド・トラッフォードで一時代を築いたロブソンのパフォーマンスに通ずるものがあるという。元ユナイテッド主将の代名詞であるボックス・トゥ・ボックスが得意なタイプではないが、エレーラはハイテンポでプレーする際の鍵となり、いつだってボールを受ける用意ができている選手と、ロブソンは見ている。
「アンデルはシーズンを良い形でスタートさせた。彼のエネルギーは凄い。常に動き、素早く周囲をプレーに参加させようとしている。本当に高い能力の持ち主で、あとは安定して高い能力を発揮できるかどうかだ。ただ、それもこれも、彼を含めた新加入選手がバークレイズ・プレミアリーグに順応するのに少し時間がかかっているだけかもしれない」
「アンデルは守備も良い。体力も旺盛で、プレーに参加したいタイプの選手だ。私が好きなところは、周りの選手がボールに向かう際、いつでも受ける用意をしているところだ」
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