プレシーズンツアー2014(Aon主催)での連勝は途絶えることなく、ユナイテッドがPK戦の末にインテルを下した。
スコアレスのまま90分が過ぎたものの、PKではアシュリー・ヤング、ハビエル・エルナンデス、トム・クレヴァリー、香川真司、ダレン・フレッチャー全員が決め、インテルはマルコ・アンドレオッリがミスし、フェデックス・フィールドで勝ち点2を獲得した。
ルイ・ファン・ハール監督はクリス・スモーリング、フィル・ジョーンズ、ジョニー・えヴァンスを先発CBに起用。スモーリングとジョーンズは中盤と右でポジションを入れ替える場面も見られた。ウィングバックにはヤングとアントニオ・バレンシアが入り、アンデル・エレーラとフレッチャーがセントラルMFで、一列前のフアン・マタは最前列のウェイン・ルーニーとダニー・ウェルベックをサポートする布陣を組んだ。
昨シーズン終了後インテルに移籍したネマニャ・ヴィディッチの跡を継ぐ3人のDFは試合序盤ゴール前を死守。ジョーンズはマタのCKからゴール前でヘディングシュートを見せたがインテルGKのサミール・ハンダノヴィッチに阻まれた。
ルーニーはローマ戦の時と同様に固いインテルの守りを崩そうとゴールに背を向けた状態から右足を振り抜いたが枠をとらえられず。
トップ下でプレーしたマタはルーニーとのパス交換からフィニッシュ直前まで進むも、ラストパスはインテルDFにカットされてしまう。それでもスペイン人MFはバレンシアとのワンツーからスペースを見出しミスからシュート。右に流れたものの積極的にシュートを打つ姿勢を見せた。
0-0のまま後半を迎えると、ファン・ハール監督は予告通りにウィルフレッド・ザハを投入。さらに前日別メニューで調整したルーク・ショー、ダビド・デ・ヘア、マイケル・キーン、タイラー・ブラケット、クレヴァリー、ナーニ、シンジをピッチに送り、ヤング、フレッチャー、エヴァンスを残した。