エティハドで行われたシティーとのマンチェスター・ダービーは、序盤からホームサイドに押され、4-1での完敗となった。
試合開始からパスを繋がれ、ポゼッションでも圧倒されたユナイテッドは、予想通り退いてカウンターを狙うものの、ウェイン・ルーニーがヴァンサン・コンパニ、ヤヤ・トゥレの徹底マークに合い、ファイナルサードで決定機を作れずに試合は進む。
均衡が破れたのは16分。サミル・ナスリが左サイドを上がってアレクサンダル・コラロフにパスが通ると、クロスにセルヒオ・アグエロが難しい姿勢ながらもボレーシュートを押し込み、シティーが先制。
前半終了間際にトゥレにもゴールを許し2-0として迎えた後半、47分にはアルバロ・ネグレドのクロスをアグエロが再び蹴り込み3-0。
更には50分、ヘスス・ナバスが高い位置でボールをキープし、コンパニのフリーランニングにDFが注意を引きつけられた隙を見逃さなかったナバスがファーサイドにクロスを上げ、ナスリが合わせて4-0と絶望的な状況に。
ユナイテッドは87分にルーニーがFKを直接決めて1点を返すが、アウェーで完敗。厳しい結果を突きつけられる格好となった。
ユナイテッド:デ・ヘア;スモーリング、ファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラ;キャリック、フェライーニ、バレンシア、ヤング(51分にクレヴァリーと交代);ルーニー、ウェルベック