ナーニ、そしてパトリス・エヴラは、ポルトガル、フランスのワールドカップ・ブラジル大会出場に大きく貢献した。
ポルトガルはスウェーデンとのプレーオフ第1戦を1-0で勝利し、アウェーでの第2戦ではクリスチアーノ・ロナウドがハットトリックを決め、3-2で勝利。2試合合計4-2で勝ち上がりを決めた。
一方のフランスは、ウクライナとの第1戦で2-0と敗れ後が無い状況に追い詰められたが、ホームでの第2戦では3-0で勝利し、逆転して本大会出場を決めた。
フランスでゴールを決めたのはママドゥ・サコとカリム・ベンゼマで、3点目は相手のオウンゴールで決まった。
その他ユナイテッドの選手達は国際親善試合に出場したが、唯一勝利を手にしたのは、日本代表の香川真司。マルアーヌ・フェライーニ擁するベルギーとアウェーで対戦した日本は、先制点を許しながらも柿谷曜一郎、本田圭祐、岡崎慎司がゴールを決め、3-2で強豪を下した。
ウェンブリーで行われたイングランド対ドイツには、ウェイン・ルーニー、トム・クレヴァリー、クリス・スモーリングが先発出場したものの、ドイツに1-0で敗戦。フル出場したのはスモーリングのみで、クレヴァリーは64分にジャック・ウィルシャーと交代し、ルーニーも程なくしてロス・バークリーと交代した。