アレックス・ファーガソン監督は、オールド・トラッフォードで行われたチェルシー戦のプレーに「鋭さが欠けていた」と苦言を呈した。
後半終盤にフアン・マタのシュートがディフレクトしてゴールネットに吸い込まれ、ホームでは実に3年半ぶりとなるゴールレスを記録。しかもラファエウがダヴィド・ルイスを足払いで倒したプレーでレッドカードを提示されるというオマケもついた。
監督はチェルシーが攻守共に良いプレーをしていたと試合後MUTVのインタビューでコメント。
「われわれのプレーからは鋭さが感じられなかった。チェルシーの方が良いチームだったと言えるだろう。トレーニング自体は上手くいっていたのだが、練習で発揮していた鋭さが試合では見られなかった」
「(リーグ優勝の為に)われわれはたくさんのことを実行してきた。選手達にとっても長いシーズンだっただろう。ただ、先週のアーセナル戦での挽回は素晴らしかったと思う」
主審を務めたハワード・ウェッブは、残り1分の時点でユナイテッドにとってはリーグ戦初となるレッドカードを提示。ラファエウがチェルシーサイドでルイスに足をかけて倒した直後のことだった。
監督はルイスも非難されるべき対応をしていたとし、レフェリーが見落としていたと主張している。