アレックス・ファーガソン監督、ウェイン・ルーニー、そしてクリス・スモーリングは、突如現役引退を撤回し復帰したポール・スコールズに関し、声を揃えて歓迎の意向を示した。
37歳のスコールズは、昨年5月に引退を発表。今シーズンからリザーブチームのコーチに就任し、指導者としての道を歩み始めた。しかし、8日(日)にManUtd.comを通じ現役復帰の声明文を発表。3-2で勝利したシティー戦(FAカップ3回戦)に途中出場を果たした。
監督は、「ここ数週間ほど、彼(スコールズ)はリザーブチームの練習で相当ハードなトレーニングをこなし、ジムでも精力的に身体を動かしていた。彼自身、引退したことを後悔していたようでね。私にとっても、復帰は大歓迎すべきこと。ネガティブなことなんてない。選手達も、私も、それにファンも喜んでいることと思う」とコメント。
また「最近になってトレーニングのペースを上げて、先週はファーストチームの練習にも参加していた。この重要な時期に彼のような選手が復帰したのは大きい」と続けた。
試合直前まで知らされていなかったというルーニーは、試合後スコールズの電撃復帰について、次のように語った。
「誰も知らなくて、彼がロッカーで着替えるまでは何が何だかわからなかった。チームにとっては最高。偉大な選手だし、経験も豊富だからね。試合終盤に落ち着きをチームに与えてくれたし、それで勝てたようなものさ」