ハビエル・エルナンデスはユナイテッドで成長し続ける事、そしてライバルより一歩先へ行くよう努力する事を心に決めている。
メキシコ出身のチチャリート(エルナンデスの愛称)は、地元のクラブ、チーバス・グアダラハラからユナイテッドに移籍してきた2010-2011シーズン、45試合に出場し20ゴールを記録した。しかし2年目となる今シーズンは負傷に苦しみ、現時点で6ゴールを記録するのみとなっている。
「昨シーズンより負傷が多く状況も違っているからね。だけど今シーズンも楽しんでいるよ」とエルナンデスは MUTV にコメント。「まだ学ぶ事も多いし、日々成長出するよう努力もしている」
ユナイテッドでの昨シーズンの活躍に対し、今シーズンはセカンドシーズン・シンドロームに悩まされるのではないかと心配されたが、エルナンデスのプレースタイルや強みについては、バークレイズプレミアリーグのDFがよく知っているだろう。しかし本人は今シーズンの挑戦が特にユニークだとは思っていないようだ。
「年々難しくなるだろうね」とエルナンデスは語った。「最初のシーズンは相手のDFだけでなく、監督達も僕を良く知らなかったからね。だけど今シーズン、そして来シーズンと僕のプレーに慣れてしまうだろう」
「ウェイン(ルーニー)や(ロビン)ファン・ペルシー、そして(ディディエ)ドログバのような優れた選手達は、何年もプレミアリーグでハイレベルなパフォーマスを維持している。僕も同じレベルでプレーするには努力が必要だ」
アレックス・ファーガソン監督は、ディミタール・ベルバトフ、ダニー・ウェルベック、フェデリコ・マケーダ、そしてマメ・ビラム・ディウフを起用する等、攻撃陣の人材が豊富なユナイテッドは、今シーズンのエルナンデスの欠場にも対応して来た。