リオ・ファーディナンドは10年間に及ぶユナイテッドでのキャリアを誇りに思っており、この夏に引退するようなことは全く考えていない。それどころか、あと10年ユナイテッドでプレーを続けたいと冗談を言った。
ファーディナンドは2002年にリーズからオールド・トラッフォードに移籍してきてから活躍を続け、今シーズン6回目となるリーグタイトル獲得を目指している。33歳になったDFは更なるトロフィーの獲得に意欲的であり、クラブレジェンドへの道を確実に歩んでいる。
ファーディナンドは ManUtd.comの取材で、ユナイテッドでプレーする過半数のシーズンでリーグタイトルを獲得する可能性について聞かれると、「優勝出来なかった時のことを思い出すこともあるけどね。このクラブで充実した時間を過ごしているよ。このクラブに愛着があるし歴史に敬意を持っている。このクラブとの関係が終ることはないだろう」
「いつか引退する時には思い出すことが多くあるだろうね。今はまだフットボールをとても楽しんでいる。アレックス・ファーガソン監督に、最近では10年間も同じクラブでプレーを続ける選手は多くないと言われた。毎年リーグやその他様々なトロフィーの為に戦っているユナイテッドの様なクラブでは、なかなか出来ないことだろう。だけどあまり深く考えてはいない。ただ今シーズンの試合に集中するだけだ」
「更に多くのタイトル獲得を願っている」
ユナイテッドの20回目のタイトル獲得に向け集中しているファーディナンドは、このままリーグテーブル首位を維持したままシーズンを終え、優勝を祝うことを強く望んでいる。
「もしかしたら今回が最後の優勝になると考える人もいるだろうね」とファーディナンドは認めた。「だけど先のことは分からない。この先も引退まで好調を維持したいと思っている」