アレックス・ファーガソン監督は、アンドレ・ヴィラス・ボアス新監督率いるチェルシーの実力を警戒。 18 日(日)の試合前会見でも、優勝に向けた最大のライバルの実力を高く評価した。
ユナイテッドで長期間チームの指揮を執る監督は、若きポルトガル人監督がスタンフォード・ブリッジ(チェルシー本拠地)で成功を収めると予想。自身の経歴を踏まえ、以下のようにコメントした。
「私がアバディーンからユナイテッドに来た時と状況は似ている。必ず何かを成し遂げるという強い意思を持ってこのクラブにやってきたらかね」
「アンドレ・ヴィラス・ボアス監督は、昨シーズンダブル(2冠)を達成しているわけで、そうした実績は選手達から信頼を集める要因になる。試合や戦術に関する知識、経験、そして選手マネージメントのスキルも将来性があると思う」
「新監督、しかも彼の若さでチェルシーの監督に就任するのは簡単なことではないが、良い結果に導いていると思う。クラブ側が彼に求めた結果を出しているということだ」
ボアス監督は長いシーズンを見据え、日曜の試合ではシアター・オブ・ドリームス(オールド・トラッフォードの別称)で強烈なメッセージを送ろうと考えているはず。だが監督は、接戦になるであろうライバルとの対戦を前に、チームも準備万端と答えた。