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サッカーニュース

09 April 2011  Report by Nick Coppack

ユナイテッド 2-0 フルアム

貫録ある戦いとは言えなかったかもしれない。だがユナイテッドはディミタール・ベルバトフとアントニオ・バレンシアのゴールにより、本拠地オールド・トラッフォードでフルアムを2-0と下し、歴代最多となる19回目のリーグ優勝にまた一歩近づいた。

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残り試合が少なくなってくるこの時期、ユナイテッドを追いかけるチームにとってこの一歩は非常に大きな一歩に感じられることだろう。試合終了の時点で、ユナイテッドは残り6試合でアーセナルに勝ち点10差、チェルシーに同11差、そして地元の宿敵マンチェスター・シティーには13差をつけた。

ユナイテッドは快晴のオールド・トラッフォードでフルアム相手に格の違いを見せつけ、立ち上がりの10分こそぎこちなかったものの、その後は危なげない戦いを披露。後半はフルアムのペースも落ち、公式戦というより練習試合のような時間帯が長く続いた。過去18回のオールド・トラッフォード遠征で1勝しかしていなかったフルアムだが、その流れを変えようという強い意気込みは感じられなかった。

それでもキックオフ直後は勢いを見せたフルアム。チェルシーから期限付きで加入しているガエル・カクタが、開始45秒にいきなりトマシュ・クシュチャクの手を煩わせる。6分にはムサ・デンベレもポーランド人GKにセーブを迫り、ペナルティーエリア内でスペースを見つけたボビー・ザモラも枠外シュートを放った。

ユナイテッドの滑り出しがスローだったのは、恐らくメンバーを大きく入れ替えたためだろう。チェルシーとのチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦を12日に控え、アレックス・ファーガソン監督は、スタンフォード・ブリッジでの第1戦で先発した選手のうち8名を温存。引き続き試合開始からピッチに立ったのはパトリス・エヴラ、ネマニャ・ヴィディッチ、バレンシアの3名だけだった。

代わりにクシュチャクとダロン・ギブソンが珍しくスタメン入り。ポール・スコールズは出場停止が明け、ジョン・オシェイとアンデルソンはけがから復帰した。

昨年夏の加入以来、初めて古巣チェルシーと顔を合わせたクリス・スモーリングは、果敢なタックル、確実なパス出し、そして両ペナルティーエリア内での空中戦の強さなど、一流DFの条件をクリアする見事なパフォーマンスを見せた。

だがもちろん、ユナイテッドにはウェイン・ルーニーがいなかった。ルーニーは4-2と勝利した先週末のウェストハム戦で「攻撃的かつ侮辱的な言葉」を発したとして、サッカー協会から2試合の出場停止処分を受け、この日がその1試合目だった。

そして12分、そのルーニーの不在により、ここ12試合でわずか3試合目となるスタメン入りを果たしたベルバトフがユナイテッドに先制点をもたらす。

お膳立てをしたのはナーニだった。ポルトガル代表ウィンガーは、フルアムの選手を次々とかわし、アンデルソンとワンツーをしたのち、ベルバトフにパス。これをブルガリア人ストライカーが冷静にサイドキックでファーコーナーに決めた。

これでフルアムは序盤の勢いを失った。ハーフタイムまではホームのユナイテッドがもっぱらボールを保持し、得点機を作っていく。19分にはアンデルソンが前半最大のチャンスを逃したが、両翼ではバレンシアとナーニが精力的に動いた。

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