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サッカーニュース

19 September 2010  Report by Adam Bostock

ユナイテッド 3-2 リヴァプール

ユナイテッドは今節も2点をリードしながらも追いつかれたが、終盤に再び勝ち越して粘るリヴァプールを振り切った。決勝点を決めたのは、既にこの日2得点していたディミタール・ベルバトフ。ビッグマッチで加入後初のハットトリックを達成し、試合前に大きな信頼を示していたアレックス・ファーガソン監督の期待に応えた。

ベルバトフは前半に体を折りたたみながら頭で決めると、後半にも見事なオーバーヘッド、さらに高い打点のヘディングで得点。同点とされて苦しんでいたチームに貴重な勝ち点3をもたらし、オールド・トラッフォードの満員の観衆からスタンディングオベーションを受けた。

予想されていたとおり、ファーガソン監督はスコアレスドローに終わったチャンピオンズリーグのレンジャーズ戦からメンバーを大幅に変更。インフルエンザに似た症状を示しているリオ・ファーディナンドを含め、先発9人を入れ替えた。

一方、敵将ロイ・ホジソン監督も16日のステアウア・ブカレスト戦から選手を変えてきたが、その試合でリヴァプールの1点目を奪ったジョー・コールはこの日も先発出場。コールはチェルシーに在籍していた昨シーズン、オールド・トラッフォードで先制点を挙げていた。

雨が降る中、序盤から攻勢に出たのはユナイテッド。右サイドではナーニがリヴァプールの新しいSBポール・コンチェスキーに試練を与え、何本かCKを獲得する。そのうち1本に合わせたネマニャ・ヴィディッチのヘディングは、惜しくもクロスバーを越えた。

16分にはナーニ自身にビッグチャンスが訪れる。ウェイン・ルーニーからボールを受け、スペースを求めて内側へ。しかし相手守備陣に囲まれ、やむなくボールを戻すとルーニーがシュート。ナーニはそのリバウンドに反応したが、シュートは枠をとらえ切れなかった。続いて今シーズンのリーグ戦で先発出場し続けているポール・スコールズが強烈なミドルを放つも、クロスバーの上へ抜けた。

雨が衰えても、ユナイテッドの攻撃は収まらない。リヴァプールの最初のCKからグレン・ジョンソンに狙われる場面もあったが、主導権は譲らなかった。とはいえ、序盤ほどうまくボールが回らず、ワールドカップ決勝を裁いたハワード・ウェッブ主審のリヴァプール寄りとも思えた笛に、ホームの監督も選手たちもいら立ちを募らせた。

それでも42分、ユナイテッドは待望の先制点を奪う。ライアン・ギグスが立て続けにCKを入れると、その2本目にベフバトフがマークについたフェルナンド・トーレスを背中で抑え込みながら頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。このブルガリア人FWの今シーズン5得点目(リーグでは4得点目)により、ホームチームは1-0とリードして試合を折り返した。

ユナイテッドは後半に入ってからも攻め続け、ナーニのシュートはポストを直撃。そして59分、ベルバトフが派手なシュートで追加点を奪う。ナーニが左足で入れてクロスを太ももでトラップし、舞い上がったボールをオーバーヘッド。この一撃はGKペペ・レイナの頭上のクロスバーの下面にはね返ってゴールを割った。

ホームチームの守護神エドウィン・ファン・デル・サールは60分間ほとんど仕事がなく、ユナイテッドはそのまま楽に勝ち点3を手にするかと思われた。しかし、ジョニー・エヴァンスがトーレスを倒してPKを献上すると、これをスティーヴン・ジェラードに決められて1点差に。さらにその6分後、ジェラードはFKを壁の間に通して直接決め、試合を振り出しに戻した。

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