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サッカーニュース

11 September 2010  Report by Steve Bartram

エヴァートン 3-3 ユナイテッド

ユナイテッドは勝利を目前にした後半ロスタイムに2ゴールを奪われ、土壇場でエヴァートンに勝ち点1をもぎ取られた。
(※写真をクリックして、エヴァートン戦のギャラリーをチェック!)

グディソン・パークに乗り込んだユナイテッドに対し、エヴァートンは果敢に打って出てきた。スティーヴン・ピーナール、ミケル・アルテータ、マルアーヌ・フェライーニ、ティム・カーヒルらを中心に豊富な運動量と正確なボールコントロールを発揮するエヴァートンは、ユナイテッド陣内に攻め込み、チャンスを再三作りだした。対するユナイテッドもエヴァートンの攻撃を受けながらゴールを許さず。ボールを奪い返してからナーニ、ディミタール・ベルバトフ、ライアン・ギグス、ポール・スコールズらが繰り出すカウンター攻撃で、相手ゴールを脅かした。

ボールを持って攻撃を仕掛けるエヴァートンと、カウンターからゴールを狙うユナイテッドという構図で試合は進んでいった。ところが、先制ゴールは逆の形で生まれることとなった。38分、ユナイテッドがCKを得てチャンスをうかがった直後、こぼれ球を拾ったエヴァートンは電光石火のカウンター攻撃からユナイテッド陣内に駆け上がり、アルテータがシュート。これはGKエドウィン・ファン・デル・サールがセーブしたものの、そのリバウンドを素早くつながれて、最後はピーナールがゴールを奪った。

だが、ユナイテッドはここから反撃に出る。42分、今度はユナイテッドが自陣でボールを奪うとスコールズ、ギグスと素早くボールをつなぎ、右サイドに開いたナーニにパス。ナーニは間髪いれずにペナルティーエリア内へとクロスを放り込むと、そこに飛び込んだダレン・フレッチャーが、右足のボレーで同点ゴールを叩き込んだ。

エヴァートンの攻撃を受けながらも要所を締め、効果的なカウンターでチャンスを作り出すユナイテッドは、後半に入るとより勝負強さを発揮した。まずは47分、右CKからのこぼれ球を拾ったユナイテッドは、再び右サイドにボールを展開。同点ゴールと同じくナーニがクロスを放り込むと、ネマニャ・ヴィディッチがヘディングを叩きつけ、試合をひっくり返した。

リードを奪ったユナイテッドは、それまで以上に余裕を持ってエヴァートンの攻撃を阻止していく。一向に落ちないエヴァートンの運動量に対しても、ギグス、スコールズ、ナーニらも守備参加して危険なスペースを消していく。その献身的なプレーは65分に最高の形で結実する。総攻撃を仕掛けてきたエヴァートンの攻撃を跳ね返したユナイテッドは、自陣中央からスコールズがロングパスを放つ。その先にいたベルバトフが、相手DFの背後のスペースにピタリと届けられたパスを見事にトラップすると、右足アウトサイドでシュート。個々の高い能力を連動させた攻撃は、相手に全くチャンスを与えず、ユナイテッドはダメ押しとも言える3点目を奪った。

リードを広げ、順調に試合を進めていくユナイテッド。試合は90分を経過し、勝利は目の前に近づいていた。ところが、悪夢の2分間がユナイテッドを飲み込む。後半ロスタイム、エヴァートンは左サイドから放り込んだクロスにカーヒルがヘッドで合わせて2-3とすると、その1分後には再び左サイドから上げたクロスが、ペナルティーエリア内にこぼれたところをアルテータがシュート。スコールズが素早く反応してブロックに入るも、彼に当たってコースが変わったシュートはゴールに吸い込まれた。

エヴァートンの激しい攻撃を終始跳ね返し続け、効果的にゴールを奪ったユナイテッドだったが、最後の最後でエヴァートンの執念にやられてしまった。勝ち点3をほぼ手中に収めながら、最後はそのうちの2点を取りこぼし、ユナイテッドはグディソン・パークを後にすることとなった。

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