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サッカーニュース

26 September 2010 

ボルトン 2-2 ユナイテッド

ユナイテッドは アウェー初勝利を目指して、 ボルトンのホームに乗り込んだ。勝利への果敢な姿勢は開始1分、相手陣内でボールを奪い、ウェイン・ルーニーからディミタール・ベルバトフへと送られた鋭いスルーパスに現れていた。

(※ナーニの写真をクリックしてボルトン戦のフォトギャラリーをチェックしよう!)

ところがその勢いとは裏腹に、5分、ユナイテッドはまさかの先制ゴールを奪われてしまう。CKから放り込まれたボールに対して、マークがわずかにずれたスキをボルトンのCBザット・ナイトに突かれてしまった。

序盤に足元をすくわれたことで、その後のユナイテッドは攻守においてバランスの悪いプレーに終始した。ボールを持っても攻撃を焦ってしまい、ベルバトフ、ルーニー、ナーニ、ライアン・ギグスらの攻撃陣と、ポール・スコールズ、ダレン・フレッチャーの中盤、そしてジョン・オシェイ、パトリス・エブラのSBの距離が離れすぎてしまい、それぞれが孤立してプレーすることとなった。互いの距離が開き、数的不利な状況でボールを操るユナイテッドの選手たちのプレー精度は落ち、守備を固めたボルトンを攻め立てられない。逆に、中盤でボールを奪われてはカウンター攻撃を受けるという悪循環に陥ってしまった。

そんな流れの中で個人技によって状況を打開したのがナーニだった。22分、ボルトンのカウンター攻撃を阻んだユナイテッドは、ピッチ中央にいたナーニへとボールを回す。広くスペースが空いたボルトン陣内へとドリブルで切れ込んだナーニは次々とDFを抜き去り、最後はペナルティエリアー手前から右足を一閃。ゴール左隅へと突きさして、劣勢のユナイテッドに息を吹き込んだかに思われた。

しかし、この日のユナイテッドは目を覚まさなかった。後半に入っても前半からのお互いが孤立したプレーは変わらず。それぞれの個人技の高さによってゴールに近づきはするものの、ボルトン守備網を崩しきるには至らない。53分にはギグスが、61分にはルーニーが足の痛みを訴えて交代。代わりに入ったパク・チソン、フェデリコ・マケーダは、豊富な運動量と素早い球捌きで分断された攻撃陣を繋ごうとするも、劇的な変化をもたらすことはできなかった。すると67分、ボルトンは自陣から高速カウンターを発動。マルティン・ペトロフ、イ・チョンヨンと両サイドに大きくボールを振ってユナイテッド守備網を振り回すと、最後はペナルティエリアー内でFWヨハン・エルマンデルのポストプレーからパスを受けたペトロフが、パクをかわしてシュート。ブロックに入ったフレッチャーに当たってコースが変わったシュートは、GKエドウィン・ファン・デル・サールを破ってゴールに突き刺さった。

苦しいプレーを続けている中でリードを奪われたユナイテッドは、窮地に追い込まれた。しかし、ここまで出場機会に恵まれていないストライカー、マイケル・オーウェンがこのピンチを救った。

73分、右サイドで得たFKからナーニがニアサイドに放り込んだクロスをオーウェンはバックヘッドで後方へとシュート。ファーポストの内側に当たりゴールマウスに吸い込まれた技ありのシュートは、プレミア通算200ゴール達成のストライカーのみが持つゴール嗅覚から生み出されたものだった。

オーウェンの貴重な同点ゴールによって敗戦を免れたユナイテッド。しかし、今節もアウェーでの勝利を手にできず。開幕から続く攻守における連動性の欠如をまたも露呈することとなった。

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