30日のトッテナム戦に勝利した今、ダレン・フレッチャーはチームがプレミアリーグで優勝争いを続けるには、首位チェルシーを意識することよりも、目の前の試合に集中することが重要だと考えている。
ホームでのトッテナム戦に勝利し、今シーズン初めての連勝を記録したユナイテッド。首位を走るチェルシーもブラックバーンに勝利し、勝ち点5差を縮めることはできなかったが、トッテナム戦でも素晴らしいプレーを見せたフレッチャーは、この状況に少しの焦りも感じていないという。
「僕たちはただ全力を出すことに集中するだけだ」好調のMFはMUTVに語った。「試合中、チェルシーが終了間際のゴールで勝利したことを知らされたけど、チームが第一に考えていたのはゲームに集中することだったんだ」
「チェルシーの勝ち負けなんて僕たちにはどうすることもできない。やれるのは、ユナイテッドとして全力で戦うことだけだからね。それは監督からも常々言われているし、チームもそれを十分理解している。とにかく勝ち点3を手にすることだけを考えていたよ」
「後半はもっとチャンスを作れたかも知れないけど、1-0でも満足だった。こっちがゲームをコントロールして、トッテナムにそれほど多くのチャンスを与えずに済んだからね」
「今シーズン、チームはまずまずの戦いをしている。唯一内容が悪かったのはサンダーランド戦だけだったと思う。この好調を維持し、これからも勝利を重ねていきたい」
フレッチャーはまた、ナーニの「2点目」についてこう語った。「主審はファウルの笛を吹かなかったし、当然ボールはインプレーの状態にあったんだ。GKが勘違いしてボールをセットしたところ、ナーニが隙をついた」