登録
ようこそ 
登録情報を変更する




サッカーニュース

09 May 2010  Report by Ben Hibbs

ユナイテッド 4-0 ストーク

シーズンのすべてを懸けて臨んだ最終節だったが、ドラマは起こらなかった。ユナイテッドはプロフェッショナルなパフォーマンスでストークに快勝したものの、チェルシーがウィガンに大勝したことで、すべては無意味となった。

ベストといえるメンバーをそろえてオールド・トラッフォードで最終戦を迎えたユナイテッドは、それにふさわしい戦いぶりを見せた。中盤のセンターではポール・スコールズとダレン・フレッチャーが構え、サイドには好調ナーニとライアン・ギグス。前線ではウェイン・ルーニーとディミタール・ベルバトフがコンビを組んだ。

最終ラインでは、リオ・ファーディナンドがブラックバーン戦以来となる先発出場。ガリー・ネヴィルも3試合ぶりに起用された。そのほかネマニャ・ヴィディッチ、パトリス・エヴラ、そしてエドウィン・ファン・デル・サールがゴールに入った。

まずは自分たちが勝つことに集中したユナイテッドは、立ち上がりから積極姿勢を見せる。序盤に三つのチャンスを迎えたのはベルバトフ。まず、ナーニが左サイドを突破した後、パスを受けたルーニーが折り返したところで狙ったが、シュートをブロックされる。さらに10分過ぎ、右サイドからルーニーのパスを受け、角度のないところからフィニッシュを放つも、DFロベルト・フートにゴール横へそらされた。三つ目のチャンスは最も惜しかったが、ベルバトフはナーニのクロスに至近距離で合わせながらも、ヘディングを上へ浮かせてしまった。

エヴラもペナルティーエリア内で自らスペースをつくって狙ったが、フートの捨て身のブロックに遭う。それでもユナイテッドは一方的に攻め続け、ナーニは再び持ち前の攻撃力を発揮。右サイドを駆け上がると内側へ切れ込み、アウトサイドのクロスでシュートチャンスを演出する。これにベルバトフが頭で合わせるも、シュートはまたしてもゴールのわずか上へ。しかし、少しずつ得点に近づいているように見えた。

そして31分、ユナイテッドはついにゴールをこじ開ける。ギグスのCKにヴィディッチが合わせると、ボールは密集地帯へ。これがこぼれてきたところで、フレッチャーがゴール上のネットへシュートを突き刺した。しかし、間もなくしてチェルシー2-0リードの情報が入ると、スタジアムの喜びはかき消された。

チームはそれにもめげずに追加点を狙い、ベルバトフがアンディ・ウィルキンソンをかわして低いクロスを供給。ナーニはこれに合わせられなかったが、ファーサイドのギグスがGKアスミール・ベゴヴィッチを破り、2-0とした。

後半に入っても、スタンフォード・ブリッジの状況にかかわらず、ひたすらゴールを狙う姿勢を変えることなく、ホームチームは観客のために戦い続ける。そしてリスタートから10分もしないうちに、スコアは3-0に。フレッチャーの巧みなパスをエリア内で受けたルーニーが、マーカーをかわしてグラウンダーの速いクロスをゴール前に入れる。これをカットしようとしたダニー・ヒギンボザムが、誤って自軍のゴールネットを揺らしてしまった。

しかし、チェルシーもユナイテッドと同様にゴールを積み重ね、ストークのサポーターからは悔し紛れに「もうオマエらはチャンピオンじゃない」の大合唱が。受け入れ難い言葉だったが、結局はその通りになった。

60分になるころ、アレックス・ファーガソン監督は2選手を交代。攻撃陣を牽引したベルバトフ、そしてスコールズを下げ、来季を見据えて若手のフェデリコ・マケーダとダレン・ギブソンを投入した。

すると、チームはさらに攻勢を強め、65分過ぎにはルーニーのスルーパスに抜け出したナーニがベゴヴィッチを襲う。84分にはギグスのCKから途中出場のパク・チソンがダイビングヘッドをゴールに突き刺し、4-0としてユナイテッドの勝利を締めくくった。

ページ 1 / 2 次へ »