ミランの監督とキャプテンが、オールド・トラッフォードで行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦を前に決意を語っている。第1戦を2-3で落としているミランだが、この不利な状況を打開できると彼らは主張しているのだ。
アレックス・ファーガソン監督率いるユナイテッドとの対戦を控えたミランのレオナルド監督が、ユナイテッド戦に向けてみなぎる自信を語った。彼は母国語ではないイタリア語、そして英語を駆使して質問に答えている。なぜ、それほどまでに自信を持っているのかと尋ねられたレオナルド監督は、以下のように語った。「私の自信は、これまで私たちがやってきたこと、つまりミランのプレースタイルからきている」
「第1戦には敗れたが、その試合内容にはポジティブな印象を持っている。勝敗の行方はまだ決まってはいない。あの試合の後、我々は素晴らしいプレーを続けている。だから自信があるんだよ。我々は可能性を信じて全力を尽くすだけだ」
レオナルド監督は、選手たちの気持ちと団結力が戦術よりも有効であることを、この試合が証明してくれると信じている。レオナルド監督は、2007年にミランが3-0でユナイテッドを下したときのような、完璧な試合を期待している。だが同時に、イングランドメディアが一人の選手に対して尋常じゃない注目を寄せていることも彼は理解している。
「この試合は戦術によって勝負の行方が左右するような試合ではないと私は思っている。この試合への臨み方、そしてこの日に向けての姿勢が勝敗の鍵となるだろう」とレオナルド監督は言った。