フランスは22日のワールドカップ・グループA最終戦で南アフリカに1-2で敗れてグループリーグ敗退が決まり、パトリス・エヴラの優勝の夢は4年後に持ち越されることになった。
2006年大会では準優勝、1998年大会では優勝したフランスだが、今大会は内紛が発生するなどチームはまとまりを欠き、主将のエヴラは、南アフリカ戦で先発メンバーから外れてしまった。
レ・ブルー(フランスの愛称)は、前半のうちに南アフリカに2点のリードを奪われ、ヨハン・グルキュフも退場となり、苦しい状況に追い込まれた。後半にフロラン・マルダが1点を返すも、結局1-2で敗退。グループリーグは2敗1引き分けの成績に終わった。
一方、グループAのもう1試合では、ハビエル・エルナンデスのメキシコが、ウルグアイに0-1で負けたものの、2位での決勝トーナメント進出を決めた。エルナンデスは、ユナイテッドの選手の中でベスト16入りを果たした第1号となった。メキシコは27日にグループB首位のアルゼンチンと対戦する。
また、パク・チソンが主将を務める韓国も22日のナイジェリア戦を2-2で引き分けて16強入りを決めた。韓国は26日にウルグアイと顔を合わせる。
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