28日(日本時間3月1日)にユナイテッドはカーリングカップ決勝のアストン・ヴィラ戦に臨む。ネマニャ・ヴィディッチはもうPK戦を経験したくないと考えている。ウェンブリーが改築されて以降、ユナイテッドにとって初となる90分間での勝利を望んでいると語った。
長期に渡って負傷に苦しんでいたヴィディッチは、3-0でユナイテッドが勝利した23日のウェストハム戦で、2010年になって初めてプレーした。ヴィディッチはアストン・ヴィラ戦ではウェズ・ブラウンかジョニー・エヴァンスとともにセンターバックでプレーする可能性が高い。
復帰したばかりのヴィディッチだが、本人は決勝でプレーすることを希望している。そして、PK戦が選手にとってできれば避けたいとMUTVにコメントしている。
「ウェンブリーは素晴らしい場所だ。完璧なスタジアムだし、あそこで決勝を戦うのはいつだって気分が良いんだ」
「できれば良いプレーを披露して試合を90分間で終えたいね。もうPK戦はやりたくないよ!」
ウェンブリーが改築された後、ユナイテッドはこのスタジアムで行われた試合に6度出場している。その内の5試合がPK戦で決着がつくことになった。残り1試合は、チェルシーに惜敗した試合だ。ユナイテッドは6試合のうち3試合で勝利。2007年にはPK戦を3-0で制してチェルシーを下し、2008年はPK戦の末に3-1でポーツマスを撃破。昨年のカーリングカップ決勝では、PK戦でトッテナムを4-2で倒している。