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サッカーニュース

29 July 2009  Report by Ben Hibbs

ボカ・ジュニアーズ 1-2 ユナイテッド

アウディカップに臨んだユナイテッドは、2-1でボカ・ジュニアーズを破り決勝進出を果たした。だが、アリアンツ・アレーナで行われたこの試合は決して簡単なものではなかった。

ユナイテッドの前半のパフォーマンスは素晴らしく、ユナイテッドでのデビューを果たしたアントニオ・バレンシアがゴールを奪うと、アンデルソンの衝撃的なゴールも生まれた。

アンデルソンはFKから素晴らしいゴールを挙げ、チームに先制点をもたらした。しかし後半、息を吹き返したボカ・ジュニアーズに主導権を握られてしまう。それでもユナイテッドは十分に勝利に値するプレーを見せた。

アレックス・ファーガソン監督はセンターバックにウェズ・ブラウンとクレイグ・キャスカートを起用。珍しくキャスカートにチャンスを与えている。ファーガソン監督は昨シーズン、プリマスにレンタル移籍していた彼の成長ぶりを評価しているようだ。

しかし、多くのユナイテッドファンが注目していたのはアントニオ・バレンシアだった。そのバレンシアはこの試合、先発出場。そして開始10分にバレンシアが右サイドで初めて仕掛け、この日最初の決定機となるジョン・オシェイのクロスを誘発。クロスボールは惜しくもパク・チソンが受け損なって流れてしまった。

予想されたようにボカ・ジュニアーズの中心選手はファン・ロマン・リケルメで、開始直後は技術的にボカ・ジュニアーズのほうが優れたチームであるかに思われた。だが、すぐさまユナイテッドが調子を上げ始めると、ボカ・ジュニアーズの選手たちは対処するのに苦労していた。

そして、均衡が崩れたのは23分過ぎのことだった。バレンシアがペナルティボックスの右外、絶好の位置でFKを得ると、FKを蹴ったのはアンデルソンだった。アンデルソンのFKに何の望みも抱かなかった人もいたことだろうが、彼の蹴ったボールは美しい弧を描いてゴール左上隅に突き刺さった。これで改善するべき問題だった新しいフリーキッカーを手にいれることができたのだろうか。

このゴールはPK戦を除くと、アンデルソンのユナイテッドでの初得点だった。彼はいまだ公式戦ではゴールを決めていないが、せっかくの勢いを止める必要もないだろう。ファーガソン監督は、一つ上手くいけば次々と上手くいくものだ、と良く言っている。

こうしてアンデルソンの運命が変わっているように見えたものの、同じことをブラウンに言うことはできなかった。このプレシーズンを通して、ブラウンはケガで昨シーズンを台無しにした不運を乗り越えたかのように見えていた。しかし、37分に彼は足を引きずり、リオ・ファーディナンドと交代してしまった。

バレンシアは徐々に崩しの場面で脅威となり始めていた。そしてバレンシアのお膳立てからルーニーがシュートを放ったが、このシュートはアボンダンシエリに防がれてしまった。だが42分、バレンシアがワンステップからシュートを放つと、バレンシアのユナイテッドでの初ゴールが生まれる。ゴールから約35mの位置でルーニーのパスを受けたバレンシアが、DF二人に寄せられながらも放ったシュートは、GKを抜けてゴールネットを揺らした。おそらく、GKはこのシュートを止めることができただろうが、いずれにしてもユナイテッドはボカ・ジュニアーズに対して2点のリードを得て前半を終了した。

ユナイテッドは後半も落ち着いたボール回しで優位に立った。しかし、ゴールネットを揺らしたのはボカ・ジュニアーズだった。後半開始から10分後、インスーアがファーポストでフリーとなり、クロスボールをダイレクトボレー。狙い済ましたシュートはクシュチャクの頭上を越えていった。

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