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サッカーニュース

24 January 2009  Report by Ben Hibbs

ユナイテッド 2-1 トッテナム

ロマン・パフリュチェンコの試合開始早々のゴールにより、ユナイテッドの選手たちを焦らせたハリー・レドナップ監督率いるトッテナム。しかし、ポール・スコールズとディミタール・ベルバトフのゴールに代表されるように、前半、ユナイテッドの選手たちのプレーは素晴らしかった。

多くのけが人により、選択の幅は狭くなっていたが、それでもサー・アレックス・ファーガソン監督は十分に驚きのあるメンバーをこの試合で起用した。まずは今シーズンの最大の驚きともいえるラファエウの双子の兄、ファビオを左サイドバックで起用したこと。そして、ジョン・オシェイは右サイドバックとして出場し、ダニー・ウェルベックは彼の最も得意とするポジションであるFWではなく、右サイドMFとして出場した(U-18のチームに所属していた1シーズンはこのポジションでプレーしていた)。こうして、20日のダービー戦から6選手のスタメン変更を施したユナイテッド。しかし、この変更の多さはそのまま、けが人の数が非常に多いことを表しているとも言えるだろう。

レドナップ監督もけが人の多さに苦しんでいることは同様だったが、彼は20日にバーンリーに2-3で敗れた(しかし、2試合の合計スコアは6-4だったため、トッテナムは3月1日にカーリングカップの決勝でユナイテッドと戦う権利を手に入れた)スタメンから3選手しか変更しなかった。

両チームに多くの変更点があったことを考えれば、試合が立ち上がりからオープンな展開になることは予想できた。しかし、最初に攻撃を仕掛け、得点を奪ったのはトッテナムだった。左サイドからのトム・ハドルストーンのクロスにネマニャ・ヴィディッチに競り勝ったパブリュチェンコがヘディングで合わせてゴールを決めたのだ。

わずか5分で決まった先制ゴールは、ユナイテッドサポーターたちの出鼻をくじいた一方で、トッテナムサポーターたちを歓喜させ「ウェンブリーに行くのは俺たちだ」という歌まで歌わせた。この時彼らは、2つのカップ戦で決勝に進めるかもしれないという希望を持っただろう。しかし、すぐにギアを一段階上げたユナイテッドはベルバトフやカルロス・テベスの強烈なシュートでトッテナムゴールを脅かし始める。

また、ウェルベックは右サイドでその技術の高さを見せつけ、ファビオも積極的に左サイドを突くなど、若手選手たちのプレーもチームに好影響を与えていた。そして34分、CKのチャンスで全くのノーマークとなっていたスコールズが同点ゴールを奪う。右CKからのグラウンダーのボールを、ペナルティエリアの外にいたスコールズがダイレクトでミドルシュートを放つと、ハドルストーンに当たってコースが変わり、ベン・アルニックの牙城を突き崩した。

そしてわずか2分後、センターサークル付近のカリックがダイレクトパスでDFラインの裏を突くと、ベルバトフが絶妙のトラップからシュートを冷静に左スミに決めて、ユナイテッドはあっさりと逆転に成功した。するとユナイテッドのサポーターたちは、さっきのお返しとばかりにトッテナムサポーターに向かって「チャンピオンは俺たちだ。シティーと一緒に落ちてしまえ!」とチャントを送った。

ファビオの素晴らしいデビュー戦は不幸にもけがの影響でハーフタイムをわずかに過ぎたところで終わってしまった。そして彼に代わってまた1人、ユナイテッドのファーストチームでデビューを飾った選手が現れた。リチャード・エカーズリーだ。ファビオと比べればやや守備的な選手と言えるが、彼にとっても今日は非常に誇らしい日となっただろう。

後半に入ると、試合の展開は劇的に変わった。おそらく、厳しい試合日程の中で、この試合で選手を酷使することは賢い選択ではなかっただろう。前半の試合展開が面白かっただけにこれは非常に残念なことだったが、長い目で見れば両チームにとって必要なことだった。レドナップ監督が最後の20分でジャーメイン・デフォーを投入し、最後の反撃を試みようとしたのに対して、ファーガソン監督はこの日がデビュー戦となるゾラン・トシッチを投入した。そして彼は見事にロナウドの代役という役割を果たして見せた。

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