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サッカーニュース

05 April 2009  Report by Nick Coppack

ユナイテッド 3-2 アストン・ヴィラ

アストン・ヴィラ戦がファーストチームデビュー戦となった17歳の新鋭が連敗中のチームを救った。

17歳のストライカー、フェデリコ・マケダがトップデビューとなったアストン・ヴィラ戦でロスタイムに決勝ゴールを奪い自らのデビュー戦に花を添えた。これでユナイテッドは連敗を2でストップ。リヴァプールとの勝ち点差1を守り首位をキープした。

62分に投入されたマケダはベテラン顔負けの堂々としたプレーで初ゴールを記録。パスを受けたマケダはファーストタッチで素早く前に向き直り、ブラックバーンのGKブラッド・フリーデルが延ばした手の届かない位置を狙って、ゴール右上にシュートを突き刺した。

14分にクリスチアーノ・ロナウドのゴールで先制したユナイテッドだが、ヨン・カレウとガブリエル・アグボンラホールのゴールで逆転を許す苦しい展開。それでもユナイテッドは81分にロナウドのゴールで同点とすると、ロスタイムにマケダが決めて逆転に成功。連敗を止めて、リーグタイトルにまた一歩近付いた。

負傷者と出場停止の続出でサー・アレックス・ファーガソン監督は、先発メンバーを選ぶのに頭を悩ませていた。最終的に右サイドバックには1月以来との先発なるガリー・ネヴィルを抜擢し、左サイドMFにはナーニを起用。代表合宿でそけい部を痛めたリオ・ファーディナンドに代わり、センターバックにはジョニー・エヴァンスを先発させた。

指揮官が最も頭を悩まされたのは前線だろう。ウェイン・ルーニーが出場停止、ディミタール・ベルバトフが足首の負傷で欠場。主力で起用できるのはカルロス・テベスのみ。だが、テベスも代表合宿からチームに合流したばかりでコンディションが心配されていた。苦心の末にファーガソン監督はテベスとライアン・ギグスを2トップで起用。そして、この日のヒーローになるマケダをベンチに座らせた。

試合序盤、ペースをつかんだのはアストン・ヴィラ。アグボンラホールとカレウを起点にユナイテッドゴールに迫る。アストン・ヴィラに主導権を握られたユナイテッドだが、先制点を挙げることに成功。ジェイムズ・ミルナーのバックパスをフリーデルがキャッチし、これで得た間接FKをロナウドがゴール右上に叩き込んだ。

ただ、スコアが動いても流れはアストン・ヴィラのまま。むしろ、アストン・ヴィラは失点したことでより勢いが増した。すると、30分、右サイドからギャレス・バリーが挙げたクロスをカレウが合わせてアストン・ヴィラが同点に追いつく。1-1となると、試合はややオープンな展開に。34分にユナイテッドはナーニのFKにロナウドが頭で合わせるチャンスを演出。対するアストン・ヴィラはミルナーのシュートで応戦する。互いに決定機を作り出して後半戦に突入した。

58分、ユナイテッドは一瞬のすきを突かれてアストン・ヴィラにリードを許す。カレウのクロスをアグボンラホールが頭で合わせてアストン・ヴィラが逆転。この失点で、ファーガソン監督はマケダの投入を決断する。6日前のリザーブリーグ、敵地で行われたニューカッスル戦でマケダはハットトリックを記録。しかし、ファーストチームデビュー戦の上に、1点ビハインドという難しい状況。しかもホームの大観衆を前に、デビュー戦を飾るのは決して簡単なことではない。ただし、マケダは投入直後にダイビングヘッドでゴールを狙うなど積極性を見せた。

81分、マケダの投入によって攻勢となったユナイテッドに絶好機を訪れる。ペナルティエリア付近でボールを受けたロナウドが、約25メートルの位置から左足を振り抜くとシュートはゴール右隅に決まった。逆転勝利を狙うユナイテッドは、なおも攻勢を仕掛ける。ダレン・フレッチャーと途中出場のダニー・ウェルベックのシュートは、ともにフリーデルの好守に阻まれたものの、ロスタイムにマケダの決勝ゴールが生まれた。

劇的な逆転勝利で連敗を止めたユナイテッドは、勝ち点を68に延ばして首位をキープするとともに、7日に行われるチャンピオンズリ-グ準々決勝のポルト戦に弾みをつけた。

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