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サッカーニュース

07 April 2009  Report by Ben Hibbs

ユナイテッド 2-2 ポルト

精細を欠き、疲れの見えるユナイテッドは、素晴らしいプレーを見せたポルトと2-2で引き分けた。そして、この痛恨のドローにより、準々決勝の行方は混迷を極めることになった。

立ち上がりの5分間を見る限り、ユナイテッドが得るものは何もないのではないかと感じられた。しかし、その数分後にウェイン・ルーニーのゴールで同点に追いつくと、終盤の5分間にカルロス・テベスがゴールを挙げ、ユナイテッドが勝利を手にしたかと思われた。ところが、89分に再びポルトにゴールネットを揺らされ、勝負の行方は敵地で行われる第2戦へと持ち越された。

サー・アレックス・ファーガソン監督は、ロスタイムのゴールで劇的な勝利を飾った5日のアストン・ヴィラ戦の先発メンバーから4人を変更した。中2日での試合ということもあり、アストン・ヴィラ戦でプレーしていないウェイン・ルーニー、ネマニャ・ヴィディッチ、ポール・スコールズ、パク・チソンというフレッシュな4選手を先発で起用。しかし、猛然と立ち向かってきたポルトが、警戒心に欠けるユナイテッドを強襲した。

3分、ポルトのFWリサンドロ・ロペスが積極的にシュートを放ち、ユナイテッドのゴールを脅かすと、その1分後には、クリスチアーノ・ロナウドとジョニー・エヴァンスがボールを処理しきれず、クリスティアン・ロドリゲスの左足から放たれたシュートがゴールネットを揺らす。ヨーロッパのカップ戦におけるホームでの試合ではアウェーゴールを許してはいけないという鉄則がある。ところが、開始5分という早い段階でユナイテッドはその貴重なアウェーゴールをポルトに与えてしまった。

ユナイテッドは落ち着きを取り戻すまでに時間が掛ってしまう。最初のチャンスをつかんだのは13分。ジョン・オシェイのクロスにルーニーとロナウドが反応。ファーサイドから走り込んできたロナウドがヘッドでゴールを狙うも、エウトンの素晴らしいセーブにゴールを阻まれてしまう。

しかし、ブルーノ・アルヴェスがGKへ送ったバックパスをルーニーがカットし、相手のミスからユナイテッドが同点に追いつく。ただ、その後もユナイテッドのパフォーマンスは精細を欠き、ポルトの豊富な運動量と早い展開に苦しめられ続けた。

ジェズアルド・フェレイラ監督が率いるポルトを過小評価していた人がいたなら、この試合の早い段階で、その考えが間違いであったことに気づいたはずだ。また、ユナイテッドのプレーが組織的ではなかったことも明白な事実だと言える。

前半終了間際になってようやく攻勢を強めたユナイテッドだが、ダレン・フレッチャーが放ったボレーシュートはシソコにブロックされる。そして、ゴール前に飛び込むスコールズが放ったヘディングシュートも枠を外れた。前半はユナイテッドよりもポルトの方が良い内容だった。ただ、幸いにもゴールを奪われ、さらに傷口を広げるような事態には至らなかった。

後半の内容を見れば、ハーフタイムにファーガソン監督の口から厳しい言葉が発せられたのは間違いない。ユナイテッドはシステムを4-5-1から4-4-2に変更。ロナウドをより前線に近い位置に置くと、攻勢に転じ、51分にはパク・チソンがボレーシュートを放つ。その後、ライアン・ギグスがパクに代わって投入されると、ポジティブな変化の兆しがすぐに表れる。数秒後にはルーニーがループシュートを放ってゴールを脅かす。しかし、このシュートはエウトンがセーブ。その流れで得たギグスのCKからヴィディッチが決定的なヘディングシュートを放つ。しかし、これもエウトンの好守にゴールを阻まれた。

一方のポルトは、前半ほどボールをキープすることはなくなったものの、攻撃が脅威であることに変わりはなかった。69分にはリサンドロ・ロペスがシュートを放ち、シソコもミドルシュートでゴールを脅かす。しかし、これらのシュートはいずれもファン・デル・サールがセーブ。その3分後、監督は再びチームに変化を与

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