サー・アレックス・ファーガソン監督は、1-2で敗れた26日のチェルシー戦について、審判のPKに対する誤った判定が、ユナイテッドを悪夢に導いたと語った。
「今日は審判のジャッジによって負けたようなものだ」とファーガソン監督はMUTVにコメントし、チェルシーの決勝点につながったPKの判定について、次のように話した。
「このような大事な試合で、線審の意見を全面的に受け入れてPKを与えるなんて、ひどい話だ」
「たしかにボールは彼の(マイケル・カリック)手に当たったが、クロスのコースから避けることはできなかった。手は、頭の上はおろか、肩の上にも上げていない。ボールはリオ・ファーディナンドの方へ飛んでいったわけだし、主審はちゃんと見ておくべきだった」
「もしタイトルの行方が、このPKの判定で決まったら、到底受け入れ難いことになる。ちゃんとしたジャッジをしてもらえないなら、自分たちがもっといいプレーをするしかないだろう」
「FAカップでは正当なPKを与えてもらえずに敗退した。マイク・ライリーが主審をしていたミドルスブラ戦では、相手選手がダイブをしてボールをセーブしたのに、PKをもらえなかった。そして今日と同じ線審のグレン・ターナーは、ウェイン・ルーニーが完全にオンサイドだったのに、オフサイドと判定した」