今シーズンが契約最終年となるエドウィン・ファン・デル・サール(オランダ出身、36歳)だが、来シーズン以降のことは考えていないと語っている。
2005年6月にユナイテッドに加入したファン・デル・サールは、2007-08シーズン終了後に契約が切れる。
レンタル移籍先のワトフォードから復帰したGKベン・フォスターは、膝の十字じん帯を損傷しており、今シーズンもファン・デル・サールがユナイテッドの守護神として開幕を迎えるのは間違いない。ファン・デル・サール自身も、今シーズン終了後はどこでプレーをするのか不安に思うよりもむしろ、チームに貢献することに集中していると語っている。
「今シーズン終了後に何が起こるかは分からない。僕ももう、1年ごとに今後を考えるべき年齢になったということだ」
「28歳や21歳の選手なら4、5年契約もあり得る。でも僕はもうそんな年齢じゃない。だから来シーズン以降のことは心配していないさ」
「この年齢にもなると、チームという視点と、選手個人という視点から考える必要がある。いつも楽しんでプレーできなければいけないんだ」
「100パーセントの意欲がなくなった時には、あとは引退するか、もっと低いレベルでプレーするかだ」
ファン・デル・サールはユナイテッド加入後のここ2シーズン、堅実なプレーを続けてきた。だが、昨シーズン終盤にかけてのプレーが、彼らしいレベルではなかったと、彼本人が真っ先に認めている。
「シーズン終盤は、シーズン前半のようなコンスタントなプレーができなかった。理由は分からないけどね。シーズンを通して100パーセントのプレーをすることは困難だ。自分にとって満足のいかなかった点もあった。ミスをすれば、まずはそれを自分で分析