マンチェスター・ユナイテッドは日曜、オールド・トラッフォードでチェルシーを見事2-0で破った。そしてこの勝利に向けて弾みをつけたのがマーカス・ラッシュフォードの技あり先制ゴールだ。
この試合でレッズの攻撃を牽引した若きストライカーは、試合開始わずか8分後、シアター・オブ・ドリームスを大いに沸かせる華麗な先制弾を決めた。
アンデル・エレーラからのピンポイントのクロスを捉えると、ラッシュフォードはチェルシーのDFダビド・ルイスをひらりとかわしてペナルティエリアに進入、冷静に狙いを定めてGKアスミール・ベゴヴィッチの背後をつき、ゴール左隅にシュートを突き刺した。ちなみにエレーラは2点目のゴールを挙げている。
試合後の会見でモウリーニョは「マーカスは(スタンフォード・ブリッジでのFAカップ戦でも)まったく同じようなチャンスを得た。10人で戦っていた後半戦でのことだ。彼は相手ディフェンダーよりスピードがあるから彼らを抜き去ることができる。そして今日は決めてくれた。しかも試合開始後まもなくだ。おかげでチームはより自信と安定感をもってプレーすることができた。非常に重要なゴールだった。彼は本当に素晴らしいプレーをしたよ」と称賛した。