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フォーメーションは4-4-2。2トップの一角にウェイン・ルーニーが起用されると、そのカバーエリアの広さから4-2-3-1と表現されることもあるが、指揮官がルーニーに与えたタスクは間違いなくFWとしての役割だ。
27/08/2013  Text by Isato Yasuda
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指揮官が誇示する“勇敢なサッカー”

アレックス・ファーガソン前監督は4、5年前から強豪クラブとのビッグゲームを戦うにあたって確固たるチームスタイルを確立していた。

最終ラインをやや低めに設定して強固な守備ブロックを作り、相手の攻撃を確実に止める。そしてひとたびボールを奪うと、電光石火のカウンターアタックで敵陣に攻め込んでいく。フォーメーションは4-2-3-1。トップ下、あるいはサイドに守備力の高い選手を起用して失点のリスクを極力抑え、貴重な勝利を積み重ねてきた。

一方で、この戦術が裏目に出て敗れる試合もあった。相手チームの猛攻に押し込まれ、いざボールを奪っても前線の人数が足りず得意のカウンターを仕掛けられない。こういう試合は良くてスコアレスドロー、悪い時は先制点を許してから挽回しようとチーム全体が前掛かりになってしまい、その裏を突かれて失点を重ね敗北を喫した。

デイヴィッド・モイーズ監督が、過去のこうした戦いぶりを分析したかは分からない。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーとの大一番では全く異なる戦い方を見せた。

フォーメーションは4-4-2。2トップの一角にウェイン・ルーニーが起用されると、そのカバーエリアの広さから4-2-3-1と表現されることもあるが、指揮官がルーニーに与えたタスクは間違いなくFWとしての役割だ。これは本人が待望しているであろう起用法でもある。

もっとも、この試合でも背番号10はゴール前に張り付いていたわけではない。いつも通り中盤に下がってボールを受けたり、ピンチと見るや自陣ゴール付近まで戻って守備もこなした。

モイーズ監督が採用した戦術は開幕戦のスウォンジー戦で機能した攻撃的な4-4-2。無駄なパスは一つとしてない、前へ前へとボールをつないでいくアップテンポなパス回しで相手守備陣を攻め立てた。ユナイテッドの速いリズムにつられるように、試合も序

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