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特集

02/10/2012  Text by Steve Bartram
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シンジ・ストーリー Part1

4年前までは日本代表サポートメンバーに甘んじていた10代の青年が、今ではユナイテッドの攻撃陣として計り知れない恩恵をチームに与えるまでに成長。香川真司の立身出世の度合いは、彼の持ち味である高い技術と同様に特筆的と言える。

子供達への指導者として知られるトム・バイヤー氏は、芦屋で開催したサッカースクールに集まった子供達に、レギュラールーティンのデモンストレーション、そして攻撃の際に行う相手との基本的な駆け引きの方法を披露すると、「誰かやってみたい人は? やってみたい人は手を挙げて」と、彼を真剣な眼で見つめる100人を超える子供達に問いかけた。

すると神戸近郊に住む10歳の少年が手を挙げ、地元の少年達の前でコーチが先ほどやってみせたドリルを完璧に再現してみせた。指導クラスが終わる頃までには、少年時代の香川真司の才能にバイヤー氏も惚れ込み、将来的にベストプレーヤーとなれる才能を持っていると認められた。

バイヤー氏に見出された1999年後半、ユナイテッドがインターコンチネンタルカップ戦(FIFAクラブワールドカップの前身)出場の為、東京にやってきた。イングランドのプロチームとして、初めてワールドクラスのフットボールを公式に日本の土地で披露する為に。そんな時期、日本サッカー界は革命期を迎えていた。98年には史上初となるワールドカップ出場(フランス大会)を果たし、中田英寿がセリエAペルージャに移籍。2002年には日韓共催のワールドカップが行われ、極東でのサッカー人気は急上昇した。

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