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特集

15/02/2012  text by 寺沢 薫
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コラム:ファーギーとケニー

名将アレックス・ファーガソンにとっての最大のライバルは誰か? 真っ先に思い浮かぶのは数々の名勝負を繰り広げてきたアーセナルのアーセン・ヴェンゲル、チェルシーを率いてユナイテッドの前に立ちはだかったジョゼ・モウリーニョだろう。だが、今週末のFAカップ4回戦、そして2月11日のプレミアリーグで相まみえるリヴァプールの指揮官、ケニー・ダルグリッシュこそ“宿敵”の名にふさわしいのではないだろうか。

ダルグリッシュが「まだショーツが短かった時代からの付き合い」と語るように、同じグラスゴーで生まれた2人の出会いは40年以上前までさかのぼる。初めての対戦はファーガソンがレンジャーズ、ダルグリッシュがセルティックに在籍していた当時の1969年、リザーブマッチのオールドファーム・ダービーだ。

当時まだ18歳のダルグリッシュに対し、9歳年上のファーガソンはキックオフ前から「試合後はドクターに診てもらうことになるぜ!」とにらみを利かせ、「かなり頑張っていた」というダルグリッシュのマークをかいくぐって自らゴールを決めたと回顧している。だが、リヴァプールのレジェンドはこう反論する。「私はDFの動きを理解するためにセンターバックとして出場し、FWの彼をマークした。彼がゴールを決めたと話しているのをどこかで読んだが、私はこっちが2-0で勝ったと記憶しているよ。間違っているかもしれないが、我々が彼らを倒したはずだ。彼が私に困難をもたらすことは一度もなかったね!」

両者の記憶が食い違い、40年前のリザーブマッチだけに真相も定かではないが、当時から得意の“マインドゲーム”を仕掛けていたあたりはファーガソンらしい。その後、80年代になるとファーガソンはユナイテッドの、ダルグリッシュはリヴァプールやブラックバーンの監督としてライバル関係を築いていくが、両者は熾烈なプレミアリーグの優勝争い、

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