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特集

28/09/2010  Text by 安田勇斗 (ワールドサッカーキング編集部)
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ブログ:今こそ覚醒の時(後編)

※前編はこちら

リベンジを期した2年目はリーグ戦12ゴールと1年目を上回る成績を残したが、これも首脳陣やファンを満足させるものではなかった。ロナウドとテベスがチームを去り更なる奮起を求められながら12ゴールに終わり、チームは史上初のリーグ4連覇を逃した。26ゴールを挙げたパートナーのルーニーとの差も歴然で、シーズンオフには放出説も持ち上がった。

髪が薄くなりトレードマークのオールバックは出来なくなったが、昨年11月、その大事な毛髪を失う代わりに掛け替えのない愛娘を授かった。翌月には東欧マフィアから「50万ポンド(約7000万円)を支払わなければ家族を誘拐する」という脅迫事件に見舞われ、ベルバトフはある決意を固める。キャプテンを務めるブルガリア代表からの引退――シーズン終了後に彼は正式に発表した。理由は「家族と過ごす時間を増やすため。そしてクラブでのプレーに専念するため」だった(ちなみに7月末に弟の失踪事件が発覚。いまだ未解決で家族の問題では今も悩まされている)。

気分新たに臨んだ2010-11シーズン。ベルバトフは最高のスタートを切る。開幕前のコミュニティー・シールドでリーグ王者チェルシーを突き放す3点目を記録。更に開幕戦のニューカッスル戦での先制点を皮切りに、リーグ戦でも4試合3ゴールと不調のルーニーに代わってチームを牽引している。ゴールチャンスが昨シーズンよりはるかに増えていることは、ポジショニングと動きの質の良さを示していると言えるだろう。

ベルバトフは幼少時にマルコ・ファン・バステンに憧れていたという。しかし、体格は似てきたかもしれないが、ファン・バステンのような当たりの強さはない。それよりも、プレースタイルは“マジカルタッチ”で数々のファンタジーを演

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