登録
ようこそ 
登録情報を変更する




マンチェスター・ユナイテッド専門ニュースサービス

ニュースカテゴリー
・・より検索
・・へ検索

特集

23/10/2010  Report by Steve Bartram
ページ 1 / 3 次へ » 

主将ヴィディッチを知ろう

21日で29歳になったネマニャ・ヴィディッチ。ユナイテッドの試合で主将を務めるセルビア人DFのこれまでのキャリアを振り返る

今年5月、セルビア代表はニュージーランド代表とワールドカップに向けて強化試合を行った。1万人を超えるセルビア人サポーターが訪れていたが、リードを奪われると暴徒的な振る舞いをするようになった。

ピッチにはウィスキーのボトルが投げ込まれ、発煙筒の煙がスタジアム中に立ち込めた。その混乱に対して鎮静化を呼びかけたのがヴィディッチだった。スタジアムに流れるアナウンスに代わり、マイクを握ったヴィディッチは自国サポーターに落ち着くように呼びかけた。

結果的に試合はニュージーランドの勝利に終わった。しかし、ヴィディッチの呼びかけによって混乱は鎮静化。ヴィディッチのカリスマ性が示された一件だった。そして、このようなカリスマ性こそがアレックス・ファーガソン監督によって主将に任命された最大の理由であろう。

「今シーズンは試合における主将を探していた。理想は常にゲームに出場し続ける選手だ。そしてそういう選手はディフェンスに多い。ネマニャはその条件を満たしていた。好調ならば常にプレーしてくれるだろう」

そんなヴィディッチは早くからその才能の豊かさを示していた。彼がプロとしてデビューしたレッドスター・ベオグラードの当時のゾラン・フィリポヴィッチ監督はこう語る。

「ネマニャの才能は一目瞭然だった。彼が練習でミスしたところを見たことがない。選手としても1人の人間としても非常にタフで、勝負にこだわる。19歳の頃から、プレミアリーグにピッタリな選手だと思っていたよ。若い頃は負けず嫌いで練習でも熱くなっていた。まるで戦士のようだったよ。彼がその才能を開花させるために厳しく指導した。長い時間よく会話したものだが、瞬く間に私の考えを吸収していった」

ヴィディッチの成長の速さは当然、周囲から注目を集めた。20歳にしてセルビア・モンテネグロ代表(当時)のデヤン・サヴィチェヴィッチ監督によってフル代表に招集され、ユーロ2004予選のイタリア戦メンバーに抜擢された。1-1の引き分けに終わった試合でデビューを飾ったヴィディッチを、サヴィチェヴィッチ監督は「非常に良いプレーをした

ページ 1 / 3 次へ »