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特集

「ユナイテッドの強さが本物であることが証明できた試合だった。ここ20年において、初めてヨーロッパの大会において、イタリア勢から勝利を勝ち取ったのだから。古豪ではなく、洗練されたクラブであることを証明したのだ」
― ニール・ハーマン、デイリー・メール紙

「前のシーズンで学んだことを生かしたという意味で、ユヴェントス戦は素晴らしい試合だったと思う」
― デイヴィッド・ベッカム

「ユヴェントス戦は我々がどの位置にいるかを知る物差しのような試合だった。どの選手も気持ちを込めてプレーしてくれるのは理解していた」
― アレックス・ファーガソン監督
18/01/2010  Report by Steve Bartram
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OT100:敗戦から学んだ糧

1997年10月、当時圧倒的な強さを誇示していたユヴェントスが、アレックス・ファーガソン監督率いる若きユナイテッドに洗礼を浴びせるべく、オールド・トラッフォードに乗り込んできた。

背景:1995-96シーズン、マルチェロ・リッピ率いるユヴェントスはヨーロッパを制していた。そして1996-97シーズンのグループリーグの対ユヴェントス戦では、ホームとアウェーいずれも0-1でユナイテッドは敗戦を喫していた。だが、この苦い経験を糧に成長したユナイテッドの若手選手たちは、このシーズンで準決勝進出を果たす。ちなみに、ユナイテッドを破ったドルトムントはユヴェントスを下してヨーロッパを制した。そして迎えた1997-98シーズン、ユナイテッドはまたもグループリーグでユヴェントスと相対することになる。ユナイテッドにとってはどの程度、自分たちが成長したかを知るバロメーターとなる試合だったのだ。

当時:試合開始30秒も経たないうちに、ユナイテッドは先制を許す。ロニー・ヨンセンがボールを奪われると、マヌエル・ディマスからアレッサンドロ・デル・ピエロへとボールが渡ってしまう。そしてデル・ピエロは狡猾なフェイントでヘニング・ベルグとペーター・シュマイケルをかわした。ユナイテッドは早々にゴールを許してしまったのだ。ユヴェントスにとって1-0というスコアは最も得意とする試合展開だったため、スタジアムは重苦しい雰囲気に包まれた。しかし、5万3428人の観客によって後押しを受けたユナイテッドは、徐々に反撃を開始。一方、ユヴェントスは先制した影響か、守備に比重を置き、やや油断している様子が見られた。するとテディー・シェリンガムが38分に同点ゴールを奪取。これで勢いを得たユナイテッドは、オールド・トラッフォード中にその自信が蔓延し、勢いを増していく。後半に入ってもユナイテッドは攻勢を強めていった。そしてディディエ・デシャンが2枚目のイエローカードを受けて退場すると、この直後、逆転ゴールが生まれる。途中出場のポール・スコールズがユヴェントスのオフサイドトラップをかいくぐり、アンジェロ・ペルッツィをもかわしてゴールを決めたのだ。この時、ホームの観衆の興奮は最高潮に達する。さらに終了間際にはシェリンガムのゴールをアシストしたライアン・ギグスがネットを揺らし、ダメ押しゴールを奪った。結局、ジネディーヌ・ジダンにFKから1点を返されたが、ユナイテッドの勝利を脅かすものにはならなかった。デル・ピエロは確かに素晴らしいゴールを決めたが、それはユナイテッドの華麗なる逆転劇を演出したに過ぎなかったのだ。

その後:ユナイテッドは余裕を持って決勝トーナメントに進出を果たした。一方ユヴェントスは、トリノで行われたグループリーグ最終戦で

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