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特集

15/02/2010  Report by Steve Bartram
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OT100:美しき瞬間

ミュンヘンの悲劇から50年。この記念すべき日の4日後、ユナイテッドとライバル関係にあるマンチェスター・シティーは、この追悼への思いをユナイテッドとともに示す姿勢を示してくれたのだった・・・・・・

背景:ミュンヘンの悲劇から50年が経った日の4日後に、ユナイテッドがオールド・トラッフォードでマンチェスター・シティーと対戦することが決定すると、すぐさまこの日程での両者の対戦を危惧する声が浮上することとなった。マンチェスターという地域が都市を挙げて喪に服そうという姿勢を見せていたにも関わらず、両者のライバル関係は想像を絶する激しさとなっており、両者の関係を修復することは、たとえ一時的であろうと不可能であると見られていた。さらにシティーが、試合前に行われる60秒の黙祷の最中に拍手をすることを示唆したことも受けて、両チームが記念すべき日に対戦することへの警戒感は日増しに増えていったのである。シティー側がどのような対応をとってくるのか、試合開始直前まで注意深く見守られていたが、ユナイテッドの関係者は次第にシティーがこの試合に向けて協力的な姿勢で臨んできてくれていると感じるようになる。この日のユナイテッドは、事故が起こった1958年当時のユニホームを復刻した、スポンサー名がクレジットされていないユニホームを着てピッチに姿を現し、両チームのサポーターはそれぞれのチームカラーのスカーフを用いた、典型的な1950年代のスタイルで相手チームに敬意を示していたのだ。

出来事:試合が始まる前からオールド・トラッフォードは満員の観衆に包まれて、独特の緊張感を生み出していた。両チームのサポーターが歌うそれぞれの応援歌で会場の興奮が最高潮に達する。そして、バグパイプ奏者の演奏する“レッド・フラッグ”とともに選手たちが入場してくると、会場を埋め尽くした興奮が一気に弾け飛んだ。ユナイテッド、そしてスヴェン・イェーラン・エリクソン監督率いるシティーは、予定されていた黙祷を前に、センターサークル付近に追悼の意味を込めて円形に形作られた花々を供えた。ハワード・ウェッブ主審の黙祷を告げるホイッスルを最後に、場内は60秒間静寂

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