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特集

新聞記事から
「チームは徐々に落ち着きを取り戻した、激しい戦いと、素晴らしい闘志がピッチ上には溢れていた。フットボールの原点が詰まっていた。単に強いチームというだけでは、この戦い方を披露することはできない。かつては頂点を極め、酸いも甘いも経験してきたチームだからこそだ」
― ジョン・ディロン記者、デイリー・エクスプレス紙
24/02/2010  Report by Steve Bartram
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OT100:ライバルとの激闘

これまでマンチェスター・ダービーは、いくつもの名勝負を生み出してきた。その中でも、2009年9月20日に行われた一戦ほど興奮した試合はなかっただろう。

背景:この年の夏に多くの資金を投じて素晴らしい選手を獲得し、移籍市場の話題を独占したレアル・マドリーと並び、マンチェスター・シティーも豊富な資金力を生かして数々の戦力補強を行った。マンチェスター・シティーは、プレミアリーグ制覇を高らかに宣言したのだ。対してユナイテッドはカルロス・テベスとクリスチアーノ・ロナウドがチームを去った。このため、街中ではユナイテッドとマンチェスター・シティーの力関係に変化が起こるのではないかという話題で溢れていた。リーグ戦の日程が発表され、シーズン序盤でマンチェスター・ダービーが行われることが決定した時、マンチェスター・シティーのファンや関係者は興奮していた。オールド・トラッフォードでユナイテッドをチャンピオンの座から引きずり落とそうと意気込んでいたのだ。この雰囲気で、試合前のオールド・トラッフォードは騒然としていた。

出来事:マンチェスター・シティーへ移籍したテベスがピッチに表れると、オールド・トラッフォードには耳をつんざくようなブーイングが起こった。そして、試合が始まって2分でウェイン・ルーニーがゴールを決めると、今度は喜びに溢れた大歓声がオールド・トラッフォードを包みこんだ。しかし、リードを奪ったユナイテッドは、この試合ではいつも安定しているはずの守備陣が綻びを見せてしまう。ベン・フォスターがテベスにボールを奪われガレス・バリーに同点ゴールを許してしまったのだ。後半に入り、誰もが息を呑むようなプレーをウイングで見せたライアン・ギグスの活躍で試合はユナイテッドが支配していたが、マンチェスター・シティーも一歩も引かなかった。ギグスとダレン・フレッチャーのコンビからユナイテッドが勝ち越しゴールを奪うが、マンチェスター・シティーは、DFとMFのスペースを有効に使ったクレイグ・ベラミーのゴールで同点に追いつく。その後、残り試合時間10分で再びフレッチャーがゴールを挙げて試合はロスタイムに突入するが、ここでもベラミーがリオ・ファーディナンドのミスに付け込みフォスターが守るゴールのニアサイドにシュートを決めた。劇的な同点ゴールにシティーのサポーターや選手たちは喜びを爆発させ、試合は止まってしまう。この結果、当初4分と表示されていたロスタイムはさらに増した。そして、ロスタイムが6分を経過した時、ユナイテッドに歓喜の瞬間が訪れた。ルーニーが前線へ送ったボールは一度跳ね返されるが、これを拾ったギグスが途中出場したオーウェンへ絶妙なパスを送る。オーウェンは完璧なファーストタッチでギグスのパスをコントロールすると、激戦に終わりを告げる

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