今シーズンのプレミアリーグがついに開幕した。今年の夏はワールドカップがあったが、やはりプレミアリーグの毎週のスリルには到底及ばない。
第1節で早くも明らかになったのは、チェルシーはタイトルを簡単には手放しそうにないということ。プレミア王者は、昇格組のウェスト・ブロムウィッチを6-0で粉砕した。
これでチェルシーは、ホームで臨んだリーグ戦の最近3試合で21得点。ユナイテッドにとってタイトル奪還は決して容易ではない。しかし、コミュニティーシールドで勝ったことは心強い。
まだ1試合しか終わっていないが、順位表は早くも見慣れた状態になってきた。チェルシーが得失点差で首位に立ち、ニューカッスルを3-0で下したユナイテッドはその少し下につけている。その間に食い込んできたのが、1971年以来となる昇格を果たしたブラックプール。ウィガンを4-0で破り、2位に入った。
第1節の注目のカード、リヴァプール対アーセナルでは、それぞれの新戦力であるジョー・コールとローラン・コシールニーが退場に。厳しい処分に思えたが、アーセナルに同点ゴールを許したGKホセ・レイナのミスはいただけなかった。