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特集

「我々は深い悲しみに包まれた。素晴らしい日々は簡単には訪れないだろう。道のりは長く厳しいものになるかもしれないが、ユナイテッドは再び栄光を掴む」

― ハロルド・ハードマン会長、ユナイテッド・レビュー表紙からの抜粋
01/12/2009  Report by Steve Bartram
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OT100:栄光への再出発

ミュンヘンの悲劇から13日後、マッチデー・プログラム『ユナイテッド・レビュー』の表紙には、ハロルド・ハードマン会長の「ユナイテッドはこれからも進み続ける」というメッセージが掲載された。ユナイテッドがFAカップ5回戦で、シェフィールド・ウェンズデーをオールド・トラッフォードに迎えた一戦は、忘れられない試合となった・・・・・・

背景:ミュンヘンの悲劇により、ユナイテッドは主力選手の多くを失った。暫定的にチームの指揮を執ったジミー・マーフィーは、リザーブチームやアカデミーの選手を起用しながら、急いでチームを再建しなければいけなかった。またマーフィーは、FAが出場選手に関する規約を緩和したことを利用してチーム作りを進めていった。不運な飛行機事故の数少ない生存者であるGKのハリー・グレッグと右サイドバックのビル・フォルケスは、この試合に出場した。その他は、イアン・グリーヴス、フレディー・グッドソン、コニー・コープ、コリン・ウェッブスター、アーニー・テイラー、アレックス・ドーソン、スタン・ピアソン、シェイ・ブレナンという選手たちが起用された。

そして、スタン・クローザーを加えたメンバーで試合に臨むことになった。クローザーはアストン・ヴィラの選手だったが、オールド・トラッフォードを訪れ、アストン・ヴィラの監督であるエリック・ホートンと話し合い、試合当日にユナイテッドへ加入することが決まった。クローザーはシューズを持っていないことを明かしたが、ホートンの発言に驚くことになる。「心配いらない。私のバッグの中に君のシューズが入っている」。これは試合開始1時間前の出来事だった。

出来事:オールド・トラッフォードには5万9848人の観衆が訪れた。その多くは、これまでプレーしていた選手がピッチにいない現実を悲しみ、人目もはばからずに涙を流した。そして、オールド・トラッフォードは不思議な雰囲気に包まれていた。この雰囲気や亡くなったチームメートたちの思い出を胸に、出場した選手たちは不思議な力を得たかのように懸命に戦った。

10代の選手である右サイドバックのブレナンは、左ウイングのポジションでプレー。前半27分に、シェフィールド・ウェンズデーのGKブライアン・ライアルズの判断ミスを突いて先制ゴールを挙げた。後半にも再びブレナンが追加点を奪うと、試合終了5分前にはドーソンが3点目を挙げてユナイテッドは勝利を飾った。

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