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特集

「ユナイテッドにとっては、目の前に立ちはだかる大きな壁もたいしたことではなかったようだ。彼らはあっという間に3ゴールを決め、その強さとスタミナでオールド・トラッフォードではまれに見る劇的な夜を演出したのだった」

― ロブ・ラッセル記者、デイリー・ミラー紙
18/01/2010  Report by Steve Bartram
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OT100:バルセローナの侵略

「僕が経験したオールド・トラッフォードの試合の中でも、最高の雰囲気だった」と、ブライアン・ロブソンはスタジアムを揺るがす大喧騒の中でコメントした。それは、1984年3月21日に行われたカップウィナーズカップ準々決勝のバルセローナ戦での出来事だった・・・・・・

背景:バルセローナはカンプ・ノウでの第1戦でユナイテッドが数々のチャンスを棒に振ったことにも助けられ、2-0の勝利を収めていた。特にブライアン・ロブソンは第2戦に臨む際にまだ敗戦のショックを引きずっており、第2戦ではゴールを決めて、第1戦の失敗を巻き返して見せると誓いを立てていた。言うまでもなく、第1戦の結果を考えれば、すでにユナイテッドの勝ち抜きの可能性はほとんど残されていなかったが、それだけでなく、当時のバルセローナには強敵ディエゴ・マラドーナがいたのだった。

当時:ユナイテッドの選手たちはまるで飢えた犬の群れのようにバルセローナに食って掛かった。レミ・モーゼスは執拗なまでにマラドーナに張り付き、決してシュートを打たせなかった。さらに、ノーマン・ホワイトサイドとフランク・ステイプルトンはゴール前に張り付き、バルセローナのディフェンス5人を相手に怒涛の攻撃を仕掛けたが、なかなか突破することができずにいた。しかし、これらのプレー全ての起点となっていたのが実は、ロブソンだった。22分、ロブソンは試合前の誓いを実現するべく、ダイビングヘッドでボールをネットに押し込んだ。そして、ハーフタイム直後にもロブソンはGKハビエル・ウルティアのミスに乗じてユナイテッドの同点弾を決めた。その1分後、フランク・ステイプルトンが近距離からのシュートをねじ込み、ユナイテッドはついに勝利を手中に収めたのだった。

その後:試合終了のホイッスルが鳴り響くと、歓喜に満ちた数百人ものファンがピッチ上になだれ込み、鉛のように重い足を引きずる選手たちの退場を容赦なく急かした。ほとんどの選手たちが最後の力を振り絞って控え室に退散したが、ロブソンは不運にも逃げ遅れてしまった。数人のファンに囲まれるや否や、すぐにファンの輪は数百人にも膨れ上がり、ロブソンはストレットフォードエンドでの胴上げで抵抗する余地もなく、熱い祝福を受けた。「みんな僕の名前を歌いながら、痛いくらい背中を叩いてきたよ」と、ロブソンは言う。「だけど、夢のような一夜だったし、僕にとっては一生の宝物になったね」しかし、ユナイテッドの快進撃は準決勝のユヴェントスを前に幕を下すことになる。オールド・トラッフォードで1-1の引き分けに終わったユヴェントスは第2戦で2-1の勝

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