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特集

「シティーの仲間は、私の上に重なるように飛び込んできた。でも私は喜ばなかったよ。気分が悪かったんだ。自分は何てことをしてしまったんだ、と。最愛のクラブであるユナイテッドをセカンド・ディヴィジョンに降格させてしまったんだ。凄く落ち込んでいたよ。ゴールの枠を外れろ、と願ったんだ」

― デニス・ロー
18/01/2010  Report by Steve Bartram

OT100:ユナイテッド降格

1973-74シーズン、デニス・ローは、古巣のマンチェスター・シティーに復帰した。そして、彼が敵となってオールド・トラッフォードを訪れた試合で、ユナイテッドはセカンド・ディヴィジョンへ降格することとなる・・・・・・

背景:トミー・ドハティーに率いられたユナイテッドは、哀れなシーズンを過ごした。そして、ホーム最終戦でマンチェスター・シティーをオールド・トラッフォードに迎えたのだ。もし、ユナイテッドがこの試合に勝利したとしても、サウサンプトンとバーミンガムが勝利すれば、ユナイテッドの降格が決定するという状況だった。ユナイテッドの伝説的選手だったデニス・ローは、この試合に出場したくないことを公に語っていたが、マンチェスター・シティーの先発メンバーには、彼の名が入っていた。

出来事:スローな試合内容は、引き分けで終わることが予想されているかのような展開だった。だが、ローは華麗なヒールキックでゴールを決め、マンチェスター・シティーは勝利。アレックス・ステップニーを打ち破ったゴールに喜んだマンチェスター・シティーの選手たちはローに駆け寄った。だが、ローがゴールの喜びを表現することはなかった。このゴールでユナイテッドのファンはピッチに乱入。だが、彼らはローに襲い掛かるようなことはしなかった。その代わり試合を中断させたのだ。

その後:試合は8分を残していたが、イングランドサッカー協会(FA)は、この試合が成立するとの判断を下した。その結果、ユナイテッドのセカンド・ディヴィジョンへの降格が決定。ただ、試合が中断したまま終了を迎えたため、ローの挙げたゴールがユナイテッド降格の直接の原因ではなくなったのだ。しかし、このゴールは、ローのキャリアの中でも印象的なゴールの1つとなっている。ローは、その数ヶ月後に行われた1974年のワールドカップに出場した後、現役を引退した。