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26 July 2009  Report by Adam Bostock

杭州 2-8 ユナイテッド

ユナイテッドは、杭州グリーンタウン相手に今回のアジアツアーの中でも随一の素晴らしいパフォーマンスを見せ、8-2という華々しい勝利を挙げた。

ライアン・ギグスが後半にハットトリックを決め、マイケル・オーウェン(2ゴール)、ナーニ、ゾラン・トシッチもゴールを挙げた。さらに、創造性溢れる素晴らしいゴールを挙げたディミタール・ベルバトフが、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

正直なところ、この試合がプレシーズンマッチの中で最もチームに有益な試合だったとは、おそらく言えないだろう。しかし、この後行われ、さらに厳しい戦いになると予想されるアウディカップで、アレックス・ファーガソン監督はより多くのポジティブな要素を得ることができるはずだ。この過剰とも言える大量得点の中でも、ベルバトフのクリエイティブなプレー、そして後半開始直後のナーニの鋭いシュートに、監督は感銘を受けたはずだ。

ベルバトフはサイドにいるナーニに数々の好パスを供給した。23分のオーウェンの先制点も、ベルバトフを起点にしてナーニが繋いだものだ。7番を背負ったオーウェンはペナルティエリアに侵入し、ナーニからの低いセンタリングを杭州グリーンタウンゴールに突き刺した。

30分に生まれたユナイテッドの追加点にも、ベルバトフとナーニが関わっている。この攻撃の起点となったのは右サイドバックから上がってきたファビオだった。ファビオが最初に上げたクロスは満足のいくものではなかったが、だからこそ杭州グリーンタウンの選手はそのボールをクリアするために走った。しかしナーニがそのボールを奪い、GKと2人のDFをかわしてベルバトフが待ち受けるファーポストの向こうにパスを出した。ベルバトフはゴール近い位置からボレーシュートを放ち、2点目を決めた。

ベルバトフの卓越した創造力によって生まれた1点目と2点目は、アジアツアーの中でも最高の2ゴールになるだろう。

32分、ベルバトフがバックヒールでエヴラにボールを送り、パトリス・エヴラと連動して少し後ろに下がったフレッチャーが空けたスペースに走りこんだトシッチが、杭州グリーンタウンのセンターハーフ、Wu Weichaoを引きつけ、GKとファーポストの間に左足で3点目を決めた。

ベルバトフはさらに素晴らしい4ゴール目を演出する。39分、フレッチャーのグラウンダーのパスをゴールを背にした状態で受けたベルバトフは、ボールを蹴り上げて自身の後方へ送った。そこに待っていたオーウェンはボールを胸でトラップし、地面につけることなくそのままシュートを決める。マークしていたJiang Boは大いに慌てさせられた。

前半、ゴールマウスを守っていたエドウィン・ファン・デル・サールに大きな見せ場はなかった。1つあるとすれば、ブラジル人MFのOttoがジョニー・エヴァンスをかわして放ったシュートにダイビングセーブをした場面だろう。ほかにもユナイテッドの先制後、杭州グリーンタウンのキャプテン、Ma Chengがゴール右上隅に放ったFKや中盤の要、Yan Sangがヘディングを放ったシーンは、油断できないシーンであった。

ユナイテッドは後半に2人を交代する。オーウェンに代えてウェイン・ルーニー、ファン・デル・サールに代えてベン・フォスターが投入される。しかし、ユナイテッドの自信に満ちたパフォーマンスは揺らぐことがなかった。ベルバトフがまたもバックヒールを使い、杭州グリーンタウンのペナルティエリアに潜入したナーニにパスを送った。ベルバトフ同様前半から活躍を見せていたナーニだったが、ここでも素晴らしい切り返しを見せてVarbanovを翻弄し、GKの Han Fenの守るゴールにシュートを決めた。

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