アレックス ステップニー
サー ボビー チャールトン
ビル フォルケス
サー・マット・バスビー監督が率いた1960年代のチームの陰のヒーローであるトニー・ダンは、クラブの歴史に名を残す偉大なサイドバックの1人である。
1960年にアイルランドのシェルボーンから、ノエル・カントウェル、シェイ・ブレナンのバックアップとしてマンチェスター・ユナイテッドに加入。転機を迎えたのは、レスター・シティーを下して優勝した63年のFAカップ決勝で、ブレナンに代わり先発出場したダンは、持ち前のスピーディーで闘志あふれるプレーを披露した。その活躍が認められ、ファーストチームのレギュラーの座をつかむと、その後の4シーズンのリーグ戦でダンが欠場したのはわずかに6試合だけだった。
FAカップの優勝は栄光の始まりにすぎず、ダンは65年と67年のリーグ優勝に貢献すると、欧州王座に輝いた68年の欧州チャンピオンズカップでは、決勝までの全試合に出場を果たし、ゴールを決めたチームのスター選手たちにも劣らない、優勝メダルにふさわしい活躍を見せた。
73年8月に自由契約でボルトンへ移籍。新天地でも200試合以上のゲームに出場し、生涯のリーグ戦出場数は700試合を超えた。
14年間プレーしたアイルランド代表では、33キャップを記録した。69年には同国の年間最優秀選手に選ばれたが、チームプレーヤーであるダンが個人賞を受賞するの