長身で、岩のように屈強なフィジカルを備えたヴィディッチは、一対一の局面や空中戦で強さを発揮する。14歳の時に少年時代から憧れていたレッドスター・ベオグラードに加入。2001年にファーストチームのデビューを果たすと、1年目から22試合に出場した。
キャプテンとして活躍した3年間で、67試合に出場して12得点を記録。リーグ戦とカップ戦の国内2冠を達成した後の2004年8月、ロシアのスパルタク・モスクワに移籍した。新天地でもすぐにレギュラーの座を射止め、39試合に出場して4得点をマークしている。
ユナイテッドがヴィディッチの獲得を発表したのは、2005年のクリスマスだった。その時期、ロシアではシーズンオフ
に当たるため、ヴィディッチは2カ月ほど実戦から離れており、移籍直後は調子の上がらない日々が続いたものの、体調が整うと、次第に実力を発揮するようになる。
2006-07シーズンは、3月末に鎖骨を骨折し、激しい優勝争いを繰り広げていた終盤戦の大半を棒に振ってしまった。ただし、チームの独走を支えたそれまでのパフォーマンスを称える意味で、オールド・トラッフォードではヴィディッチへの応援歌が歌われ続けた。
セルビア代表DFの素晴らしいパフォーマンスはその後も続き、2007年には契約を2012年まで5年間延長した。
その際、ヴィディッチは以下のように語っている。「このチームでプレーできることを誇りに思う。偉大なクラブと契約を