マイケル・オーウェンがオールド・トラッフォードにやって来たことで、眉をひそめた人もいるかもしれない。しかしユナイテッドが、イングランドのサッカー史上最も偉大なストライカーの1人と契約したことは間違いない。
かつてリヴァプール、レアル・マドリー、ニューカッスルでプレーしたストライカーは、クラブレベルで426試合202得点、イングランド代表として89試合40得点という輝かしい記録を残している。
幼少期からリヴァプールで傑出した才能を発揮し、18歳の時にアンフィールドでファーストチームデビューを果たすと、驚異的なスピード、誰も追随できない動き、そし
て冷静なシュートで活躍し、国際舞台でも名を馳せるまで、さほど時間はかからなかった。
1998年にフランスで行われたワールドカップはオーウェンの晴れ舞台となった。決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦で、単独突破から素晴らしい弾丸シュートを決めた。当時、ユナイテッドのMFだったデイヴィッド・ベッカムが退場したことも影響し、イングランドはPK戦の末にアルゼンチンに敗れたが、オーウェンは国民的ヒーローとなった。
その後はリヴァプールでキャリアを加速させ、2001年にはUEFAカップ、FAカップ、リーグカップのカップ戦3冠に輝き、さらにイングラ