ン・ルーニーの反則行為をアピール。結果として、ルーニーが退場となり、イングランドもPK戦で敗退してしまったため、ロナウドはスケープゴートにされてしまったのだ。もうマンチェスターに戻って来ないのではないかと言われたが、ファーガソン監督が説得に成功。実は同様の苦難は、エリック・カントナやデイヴィッド・ベッカムにも訪れたことがあったが、ロナウドも一流選手らしく、復活を遂げて見せたのである。
2006-07シーズンのプレミアリーグ制覇は、紛れもなくチームの総合力によるものではあったが、1人の選手の傑出したプレーが印象に残ることがある。たとえばフルアム相手に5-1と大
勝した試合でロナウドは、不仲説がささやかれていたルーニーと見事なコンビネーションを見せた。目の眩むような素晴らしいテクニックに加え、コンスタントにアシストやゴールを重ねたロナウドは、クリスマスの頃には5試合で7ゴールと大暴れ。さらに2月のフルアム戦では土壇場での決勝ゴールをマークした。
こうした活躍により、欧州のビッグクラブが彼の獲得に興味を示したが、ロナウドはユナイテッドとの契約を2012年まで延長。2006-07シーズンは14もの個人賞を獲得した。
2007-08シーズンに入ってもロナウドの快進撃は止まらず、ニューカッスル戦ではユナイテッドへの移籍後初となる