フォスターは、控えメンバーとしてイングランド代表の2006年ワールドカップ出場メンバーリストにも名前を連ね、将来の代表チームの正GKとしての地位を確実なものにしていった。ドイツでの出場機会には恵まれなかったものの、代表デビューのチャンスはそれからまもなく、ワトフォードでの2シーズン目のレンタル期間中である――それも、皮肉なことにオールド・トラッフォードで――2007年2月に行われたスペインとの親善試合で訪れた。スティーヴ・マクラーレン監督率いるイングランド代表は0-1で敗戦を喫したが、フォスターの素晴らしいパフォーマンスは、2006-07シーズンを通してヴィカレージ・ロードで披露され続けた。ワトフォードのプレ
ミアリーグからの降格は回避できなかったものの、彼らの降格はフォスターの活躍があろうとなかろうと、すでに運命づけられていたと言っても過言ではなかった。
その後、フォスターはオールド・トラッフォードへ戻り、ファン・デル・サールと正GKのポジション争いを繰り広げることを期待された。しかし、ひざの十字じん帯の手術を受けるという不幸に見舞われ、約1年にも及ぶ離脱を強いられてしまった。復帰後、デビュー戦となったダービー戦が彼の潜在能力を証明している。キャリアの絶頂期を迎えたファン・デル・サールに出場機会を制限されてきたフォスターだが、ユナイテッドが必要とした時には必ず期待に