審判はルーニーに厳しい目を
ブルガリアのスタニミール・ストイロフ監督は、3日にウェンブリーで対戦するイングランドを警戒する一方で、ウェイン・ルーニーに目を光らせるよう、ヴィクトル・カッサイ主審に無言のプレッシャーをかけている。最後に代表戦でゴールを記録したのは1年前、さらにワールドカップでも不発に終わったルーニーは、3週間前のハンガリー戦で途中交代する際にサポーターから野次られるなど、ここに来て大きな重圧を感じているようだ。しかしストイロフ監督は、そんなルーニーを挑発するつもりなどないと断言した。「ゴールを決めたいという気持ちだけが先行し、冷静さを失うようであれば、ルーニーはその代償を払うことになるだろう。判定を下すのは主審の仕事だけどね。それにルーニーは素晴らしいテクニックの持ち主だ。私は選手たちに対し、彼を挑発するのではなく、止める方法を伝えなければならない。ブルガリアのスタイルに則り、フェアなプレーで勝負を挑むつもりだ」
マイク・マクグラス記者、インディペンデント紙
一方『サン』紙は、W杯でマスコミやファンから期待外れと評されたルーニーが、FIFAのW杯報告書では高評価を受けていると報じた。ジェラール・ウリエやアンディ・ロクスバラを含むFIFAの役員16名は、ルーニーの「豊富な運動量」と「素晴らしいテクニック」を絶賛している。
さらに同紙には、ゴールラインテクノロジーの導入ではなく、副審2人を追加する案にヨーロッパの一流監督たちが賛同しているというUEFAの主張が掲載された。アレックス・ファーガソン監督やジョゼ・モウリーニョ監督といった指揮官たちは、サッカーに可能な限り「人為的な部分を残したい」と考えているという。
『テレグラフ』紙によると、イングランドのファビオ・カペッロ監督は、リーグ監督協会のシンクタンクで代表チーム強化策を話し合うべく、プレミアリーグのトップクラブのある指揮官から、招待状を受け取ったという。シンクタンクにはファーガソン監督、アルセーヌ・ヴェンゲル監督、ロイ・ホジソン監督などが参加する見込み。