チャンピオンズリーグ決勝ラウンド、ミランとのアウェーでの第1戦で、ユナイテッドは悪夢のような立ち上がりから見事に立ち直りを見せ、決定的な勝利を飾り、第2戦へ向けて最高の形で第1戦を締めくくった。
前半開始直後の3分にロナウジーニョのゴールで先制に成功したミランは、前半終了10分前にポール・スコールズにゴールを奪われるまで、数多くの追加点の機会を得ていた。後半に入り、中盤を支配し始めたユナイテッドは、ウェイン・ルーニーの2本のヘディングシュートにより、値千金のアウェーゴールを2点も手に入れた。
クラレンス・セードルフのトリッキーなバックヒールでのゴールにより1点差に迫ったミランだったが、それでもユナイテッドのサン・シーロでの勝利はオールド・トラッフォードでの第2戦に向けて、非常に大きな意味を持つだろう。
ユナイテッドの立ち上がりは最悪だった。開始2分でパトリス・エヴラがデイヴィッド・ベッカムにFKのチャンスを与えてしまった。ベッカムが上げたボールを受けたロナウジーニョは右足で強烈なボレーシュートを放つと、これがジョニー・エヴァンスに当たってコースが変わり、エドウィン・ファン・デル・サールの横を通ってゴールに転がり込んだ。
硬直するユナイテッドを尻目に勢いに乗るミラン。ロナウジーニョが続けて迎えたチャンスはファン・デル・サールがなんとかストップした。