タイトルを獲得したという意味なら、2009-10シーズンのユナイテッドの成績は、満足できるものだったと言えるだろう。
カーリングカップの連覇は、過去にノッティガム・フォレストとリヴァプールしか達成していない偉業だったし、ユナイテッドの国内の通算獲得タイトルは33となり、リヴァプールを抜いて歴代最多となった。
ただし史上初となる4連覇を目指したリーグ戦では、残念な結果に終わってしまった。アーセナル、マンチェスター・シティー、トッテナムといったライバルに対してホームとアウェイで勝利し、ユナイテッドは王者らしい戦いを見せたが、唯一越えられなかった壁があった。チェルシーである(トップ4と呼ばれたチームの中で、シーズン前に主力選手を放出しなかったのは彼らだけだった)。
カルロ・アンチェロッティ監督率いるチームに対しては、11月のアウェイゲームに続き、4月のホームゲームでも敗れ、4年ぶりに王座を明け渡すことになってしまった。
それでも2位となったことで、来シーズンのチャンピオンズリーグの出場権は獲得。その欧州の舞台では、ユナイテッドには未完の仕事が残されている。3月の準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに敗れたことは、選手たちにとってかなり悔しかったようで、早くもリベンジを誓っており、ダロン・キブソンは次のように話した。
「本当にがっかりした。バイエルンよりも僕たちの方が強かったと思う。彼らが準決勝を戦う姿を見るのは辛かったよ。僕たちだって決勝に進めたはずだって思っていたからね」