マンチェスター・ユナイテッドの自前で若手を育てるという方針は世界的にも有名だ。
“バスビー・ベイブス”も“ファーギーズ・フレッジングス”のメンバーも、10代のうちから才能を開花させ、いわゆるクラブのコンベヤーベルトに乗って、ファーストチームで名を馳せてきた。
マット・バスビー監督の「プレーが十分なら、年齢も十分ということ」という言葉は、クラブに浸透しており、その中でリザーブチームは、才能豊かな若手にとっての登竜門として機能している。
リザーブの指揮官を務めているのはウォーレン・ジョイス監督で、2010年まではオーレ・グンナー・スールシャール前監督にとともに共同で指揮してきた。現役時代は闘争心あふれるMFとして知られ、現在はユナイテッドの若者たちを立派な選手に育てることに尽力している。
「オーレと最初に話し合ったことは、礼儀を徹底させることだった」とジョイス監督は話す。「このクラブには素晴らしいサッカーを披露していくという伝統が根付いている。したがってそのような考えを若いうちから教えていくことは重要なんだ。プロ精神を養って欲しいのさ」
リザーブを指揮することは大変な仕事である。選手をファーストチームに借り出されたり、ファーストチームの選手がリハビリなどを兼ねてリザーブに来たりすることもあり、メンバーが頻繁に入れ替わるからだ。